Capella

New York Cheesecake(ニューヨークチーズケーキ)

  • スイーツ系
  • 香料
3.3 out of 5 stars (3.3 / 5)

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海外産

New York Cheesecake(ニューヨークチーズケーキ)の口コミ

mk151216
2016-02-28 19:57:30
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癖のある匂いだが良い香り! ※バッテリについても少々(03/01 修正・追記)

3 out of 5 stars (3 / 5)

使用環境:RTA SS304-1.2Ω/Mecha-MOD

ニューヨークチーズケーキとは、
google先生曰く ---> 「ベイクドチーズケーキの一種で、小麦粉はほとんど使わずにクリームチーズを多く使用した濃厚なチーズケーキです。基本は湯せん焼きでしっとりとしたチーズケーキに仕上がります。」
...大体はこんな感じのようです。

ベークドチーズケーキならケーキ屋さんやスーパーなどでも置いてるところありますね。チーズケーキ自体は香り風味共に苦手な人は少ないと思いますが、このニューヨークチーズケーキ・フレーバは何というか”ほわーん”とした独特の匂いがあります。私はブルーチーズも食べれる人なのでこの匂いは気になりませんが、苦手な人はそこそこいるかもしれません。なお、これはブルーチーズの匂いとは全然違いますよ。

ピーチ・フレーバをメインにメロン・フレーバなどを少量添加しながら香味を調整しチーズケーキ風味のリキッドで楽しんでいます。結構いけます。


閑話休題:
03/01 過放電についての注意事項追記、記載内容の修正・補足など

つい最近、アメリカでのバッテリ発火事故のニュースがネット配信されているのを見て、少しだけバッテリについて記載しておこうかなと。日本国内も含め、定期的に発火・破裂などのバッテリ事故を目にしているような気もしますがどうなのでしょう。
電子タバコを楽しむ人が多くなればなる程それだけ事故発生の絶対数も統計上増えていきますし、発生確率をゼロまでもっていくことは難しいでしょう。しかしながら、ネット動画配信やブログなどで多くの方が注意喚起をされることで絶対数を減らすことに寄与していると思います。また、これら注意喚起を定期的に続けることで高まった発生確率を少しでも減らすことは可能かも知れません。

さて、バッテリの話ですが、ノートPCやスマホなど携帯機器の多くに採用されているバッテリがリチウムイオン2次電池といわれる充電式バッテリです。中にはリチウムポリマ電池といわれる物もありリチウムイオン電池と大別されることもあります。違いは、電解質に液体を使用するか、半個体(導電性のポリマゲル状物質など)を使用するかによって分けられますが、似たような構造・メカニズムでエネルギー密度もどちらも高いので個人的には共通でリチウムイオン電池として見ています。

電子タバコは、Subオームなる低抵抗に1つのバッテリあたり”75W”もの電力をかけることが出来る電子制御(テクニカル)MODが存在します。場合によってはもっと高出力な物も。単純計算で「3.7Vバッテリ、75W出力」では約20Aの出力電流が必要となります。

※テクニカルMODでは、内部の制御回路での消費分や電圧変換(昇圧・降圧)部で熱として消費されるエネルギー分もあるので実際の電流消費はもう少し増えます。ただ、よほど酷いMODでなければ80%以上の変換効率は確保できているのではと思います。仮に「3.7Vバッテリ、75W出力、効率80%」なら約25Aの電流出力が必要です。また、バッテリには内部抵抗が存在し、自身の熱消費もあり端子上での電圧降下も発生するのでより多くの電流出力が必要となる場合もあります。
※メカニカルMODでは、大体は、バッテリ端子とMODの接触面積、アトマイザ内コイルまでの導電材体積などをみてみるとMODが持つ抵抗は殆ど無視できるものと思われるので、スイッチ等の接触部分が腐食していない限りバッテリが持つ性能がそのままコイルに伝わります。ただし、ここでもバッテリの内部抵抗は影響します。

ここまで述べたように電子タバコでは非常に大きなエネルギーを必要とします。高バッテリ(エネルギー)容量、コンパクトなサイズ、入手性・低コストを考えると今現在ではリチウムイオン電池以外の選択肢は無いのかなと思います。

リチウムイオン電池は以下のように分類されます。

1.マンガン系:AWやLGのIMRバッテリなど
 バッテリ(エネルギー)容量は少し低い場合があるが、パルス電流を多く流すことができ熱暴走が起きにくいため電子タバコではよく利用されています。

2.ハイブリット系:ソニーのVTC4/VTC5バッテリやサムソンのINRバッテリなど
 ニッケルやコバルト等をマンガンとの複合材として構成することにより安定性を確保しています。
バッテリ(エネルギー)容量が大きく、パルス電流を多く流すことができ熱暴走が起きにくいため電子タバコではよく利用されています。

3.コバルト系:正極材にコバルト酸リチウムを使用したICRと呼ばれるバッテリ
 バッテリ(エネルギー)容量は大きいが、流せるピーク電流が低く熱暴走もしやすいため電子タバコでは使用できません。
※リチウムポリマ電池も正極材にコバルトが使用されていますが、よりバッテリ容量も大きく専用パッケージ化されており搭載されるMOD側で安全運用できるよう管理・制御されています。MODメーカが提供するバッテリを使用しましょう。

ここからはバッテリの温度上昇について幾つか触れておきます。

USAサイトの「e-cigarette-forum.com」(ECF)の”APV Discussion”内にバッテリのディスカッションが行われています。電流-温度上昇についての検証データは参考になりますし、比較的新しい品種のバッテリなども検証されていたりもします。私は、2つのメーカのバッテリについて簡単ではありましたが内部抵抗の変化を確認していて、ECFで掲載されている同一メーカ&バッテリのデータと大体同じだったので他のメーカのバッテリについてもそれなりの信頼性を持ってみています。
バッテリのデータシートが公開されていることもあるので、本来なら販売(製造?)メーカはどこの開発製造メーカのバッテリを採用しているのか公表して欲しいところです。同一メーカ&バッテリなのに購入時期によって特性が異なるなどの噂を聞いたりもしますし、そもそも本物かどうかも...

ECFより、以前に代表的なバッテリの検証データを控えておいたので幾つか記載しておきます。
※つい最近ECFを確認したところ余裕のある方向へ電流-温度特性の検証データが更新されていましたが、測定条件などは更新されていないなど不明点もあるため、実運用の際は安全性を最優先により厳しいデータを採用することが望ましいと考えます。

評価共通条件:Battery電圧=3.9V(out≦20A)/Battery電圧=3.7V(out≧25A)

AW Red Button-top(2,200mAh):
1.10A負荷 -> 75℃以下
2.15A負荷 -> 76~85℃ -> 使用を控えたいレベル
3.20A負荷 -> 86℃以上 -> 危険

Efest Purple IMR(2,900mAh):03/01 追加
1.15A負荷 -> 75℃以下
2.20A負荷 -> 76~85℃ -> 使用を控えたいレベル
3.25A負荷 -> 100℃以上 -> 危険(ダメなやつ)

Samsung Blue 25R(2,500mAh):
1.15A負荷 -> 75℃以下
2.20-25A負荷 -> 76~85℃ -> 使用を控えたいレベル
3.30A負荷 -> 100℃以上 -> 危険(ダメなやつ)

Sony VTC4(2,100mAh):
1.20A負荷 -> 75℃以下
2.25-30A負荷 -> 86~99℃ -> 危険
3.35A負荷 -> 100℃以上 -> 危険(ダメなやつ)

Sony VTC5(2,600mAh):
1.15A負荷 -> 75℃以下
2.20A負荷 -> 76~85℃ -> 使用を控えたいレベル
3.25A負荷 -> 86℃以上 -> 危険

如何でしょうか。比較的、バッテリ容量(公称値)が大きくなると電流-温度上昇率が高くなる傾向にあったような記憶があります。まあ、メーカによって差異はあるかも知れませんが。
最近では、26650サイズのバッテリMODも目にすることが増えてきたように思われます。これらバッテリの検証データもアップされているかも知れませんので、使用予定または使用中のバッテリについてECFで確認してみることも安心につながるかと思います。

バッテリの温度上昇が激しいとガスを噴出し破裂することもあります。MOD使用中、いつもと違う熱さを感じたときは直ちに使用を止め、人の居ない所に放置しそこから距離をおいて様子を見ましょう。

私の場合、18650サイズのバッテリでは15A以下で使用するようにしています。18350や18500バッテリではもっと低い電流値(8A程度)に制限して使用しています。

また、テクニカルMODの内部に温度センサを搭載し監視しているものもあるかとおもいます。特に温度管理機能を搭載している機種は室温測定が必要なため温度センサを内蔵しています。この温度センサでMOD内の異常発熱を検出しているものもあるでしょう。私の手持ちのテクニカルMODでは70℃程の温度上昇検出で保護が働くようです。まだ未確認の方は一度マニュアル等で確認してみましょう。

リチウムイオン電池の過放電について - 2016/03/01 追記

電子制御(テクニカル)MODでは、バッテリ電圧が3.3Vや3.5V以下になると”Low Battery”などのメッセージ
が表示されそれ以降は使用できないように保護が働くとおもいますが、このような場合はバッテリ充電をそのまま行っても特に問題となることは殆どありません。ただ、バッテリ端子や充電器の端子が磁気を帯びて金属ワイヤなどが引っ付いてショートなどの事故発生の可能性がゼロとはいえませんので、充電作業は目の届くところで行いましょう。
さて問題はメカニカルMODで使用する場合ですが、リチウムイオン電池は3.0Vを下回ると急激に電圧降下してしまう特徴があります。私個人の使用感では、3.3Vあたりを下回ると急激に2.5V付近まで降下するイメージです。
幾つかのメーカのデータシートを確認すると、放電特性カーブは私感イメージと一致します。放電2.6V程ですと
市販の充電器で再充電は問題なく出来るでしょう。※少しメーカによって異なるかも知れませんが。
充電器によっては”0V activation”なる機能を搭載したものもありますが、過剰な期待をしないようにしましょう。
充電出力は抑えているでしょうが、定電流回路で時間を掛けて充電を試みているだけかも知れません。
バッテリが2.5Vを下回ると後は一気に0.6Vを下回る危険性が出てきます。0.6V以下になると修復不可能な致命傷を負う可能性が高くなります。中には極性反転(+-の逆転現象)の報告もあるようです。
バッテリ内では銅イオンが電解液に溶け出した状態となり、次に充電する際に鉄など他のイオン化物質との関係で銅が析出したり、電解液が外に漏れ出したりすることもあります。電解液は導電性のため回路ショートや場合によっては発火を引き起こすこともあるため非常に注意を要します。
充電を行う際は、予めテスタやオームメータなどでバッテリの電圧を確認してから行うようにしましょう。もしも過放電状態(2.5V以下)のバッテリだったなら使用を控えるか、または十分注意しながら扱うようにしましょう。

最後に、
日本国内には、世界的にみても有名なリチウムイオン電池の開発製造メーカが多くあります。
メーカHPには基本的な技術情報から、より詳しい情報まで公開しているところもあります。
ECFと合わせて興味のある方は参考にしてみてください。

追伸:
電子タバコの安全運用の参考になればと思いついたことを述べてきましたが、もし誤った表記がありましたらご容赦ください。

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