バッテリーはMiniだけどコイルと味はiCareと同じ

使用環境：iCare, iCare Mini

iQOSを使い始めて半年。紙巻きたばこからの脱却はできたものの、コスパの悪さを嘆いていたところ、喫煙所に救世主が現れた。

Vaporである。

彼はゴツい筒状のモノをひと吸いし、爆煙を口から噴き出したあとこう言った。

「これと同じようなやつ、2000円で買えますよ？」

なんと、あのモクモクを発生する機械が2000円だと!? このiQOS壊れやすく、1台買う毎に5000円～20000円も支払っているというのに！2000円でそれが買えてしまうのか!!
彼は首を傾けながら爆煙を噴き、こう続ける。

「ニコチンが欲しければ足すこともできますし。」

なん、、だと、、！？
ニコチン。私はニコチンが欲しくてiQOSを吸っている。そして3ヶ月に1回本体を買い換えているんだぞ！
そんなことが日本の法律で許される筈はない！

そして彼は遠い目をしながら爆煙を噴く。
「個人輸入すればね・・」

なるほど。個人輸入か。これなら薬事法にもひっかからない。納得だ。
私は吸いかけのiQOSをゴミ箱に放り込み、デスクに戻った。
彼の言っていたiCareをAmazonで検索し、色違いで2種類購入。(iCare, iCare Mini)
さらに個人輸入代行業者からニコチン入りのリキッドを3本入手した。

--数日後--
AmazonからiCareが届く。
そして翌日、ニコチンリキッドが届いた。

準備は整った。
説明書を読みながら準備を進め、吸ってみる。

「すーー。ぷすぷすぷす。。」

そして吐く。

「ふーーーーー。」

なるほど。
この喉に絡みつく、なんともいえない、独特のイガイガした感じ。
コレはニコチン。
ニコチン is コレ。

いや、待て。これ、普通に美味しいんじゃないか？
なんだろう、この美味しい風味は？？
ニコチンいりでvapeを始めたが、リキッドのフレーバーは何百種類も存在し、
ブレンドも自由。このおいしさを追求するための可能性は、まさに無限大。
無限の楽しみがあるのではなかろうか？

このままニコチンを摂取するツールとしても利用できるが、
これなら脱ニコチンも夢じゃない。
ブレンドが自由だから、徐々に濃度を減らしつつ、最終的には脱ニコチン！

その日を境に、iQOSの登場機会は激減し、最終的に知人に譲ってしまった。
グッバイ、iQOS！アディオス、アミーゴ！

既に私はvapeの虜になっていた。

いや、Vaporへと生まれ変わったのだ！
(つづく?)

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(この物語はフィクションでは*あ*り*ま*せ*ん*)