違いの分かる大人

使用環境：

レビューを読んで癖が凄そうで覚悟は必要だと思っていたわ。
で、まずはリキッドの香りよね。・・・うん。これはキテマス。尖ってる。吸えるなら吸ってみろ感が漏れたおしてるわね
リキッドの香りを嗅いで辛いと思ったのはこれが始めて。ツーンと厨房のスパイスコーナーの前にいる様なキツい香り（油絵を嗜んでおられる方には馴染み深い香りだそうです）

ドキドキしながら吸ってみると意外と吸うときは癖がないというか煎餅やオカキのような香ばしい味がして、　あっビビリすぎたかな？　と思うのも束の間。吐くときが凄い。
初めに思い浮かんだのは高級な山椒の削りたての匂い。とにかくスパイシーで鼻の奥にドカっと無理やり放り込まれる香辛料達。更に奥に苦味やタバコ感が潜んでいて吐ききった後も味の持続というか余韻が凄く長い。

んーーーーコレは絶対、気軽にはオススメできないわね。
ただ、このリキッドには力を感じるわ。
作り手の情熱というか分かる人にだけ分かってもらえれば良い。っていうのかしら。媚びてない。
私はそういうの嫌いじゃないし、このリキッドを美味しいと思える違いの分かる大人になりたい。でもやっぱ好みってのがあるじゃない？無理矢理好きになるのも変だしね。
個性的な味だからきっとまた吸いたくなると思うの。その時に美味しいと感じられたら良いなぁ