普段はGASMODSのGR1やHALA、CthulhuのMULANなどを好んで使っています。 Royal Crownは味の系統としてはGalaxies MTL RDAに近いのかなぁと思いました。あまり好みの系統ではないのですが、しっかり美味しく喫えました。 出先でRDAを使うときはコットンを焦がさないようにSS26ゲージの温度管理を使うんですが、0.8Ω、35w、230℃とか、そんな雑な設定でも美味しくいただけました。 ビルドは手元に20個くらいあるどのアトマイザーよりも簡単です。マイナスネジのチョイスも良いし、ワイヤーを逃さずしっかりと固定してくれる感じは安心感があります。余ったワイヤーも切りやすいし、ショートの心配は全く必要ないでしょう。ビルド初心者はこのRDAから始めれば、安心して使うことができると思います。 二層構造のトップキャップも使いやすいと思います。これのおかげでジュースウェルの容量がハンパないです。雑な運用を可能にしてくれる素晴らしいアイデアだと思います。 最後に個体差かも知れませんが、気付いた欠点を2点挙げます。 二層トップキャップの上側が緩すぎるせいで、口にくわえるたびにエアフローの穴の位置がズレます。Oリングの改良品が必要かも。 あと、非常に美しいRDAだと思うんですが、どこから沸いてくるのか、側面にリキッドが浮いてきます。GASMODSのHALAやNIXONなどのRDTAでも側面の接合面上部にリキッドが浮いてくる現象が見られたんですが、これもトップキャップ上部側のOリングが原因かも知れません。 欠点も挙げましたが概ね満足しております。 ところで白桃烏龍茶リキッドはメンソールがキツすぎて普通ドリッパーで喫えないと思うので真似しないでください。

2019年現在のもっともスタンダードなテクニカルMODだと思います。 デカいアトマイザーも載るし、現在基本的に必要とされている機能は網羅されています。 AIO系やPOD型を卒業して、クリアロマイザーとともにBOX MODに入門するには最適ではないでしょうか？ クリアロを使いながらVWモードに慣れて、ある程度詳しくなってきた頃にRDAやRTA、RDTAにステップアップしたり、温度管理を使うようになっても、そのままこの機種を使い続けられるのは大きなメリットです。 技術的にもこなれた（ある意味使い古された）技術で作られていて、安全性が高く、価格も安い。初めての人に訊かれたら、まずこれをお勧めします。 最後に知っておいて欲しい難点を。 1.＋－のボタンが底面にあって操作しづらい。 2.バッテリーのキャップがアトマイザーを回す時に邪魔になることがある。 3.ボタンや本体上面、下面のメタルパーツにリキッドが付着すると表面が変質することがあり、拭いても解決しない（ピカールなどで磨く必要あり）。 あと、個人的な意見になりますが、本体の色味がどれもつまらない（笑） こんなところでしょうか。 最後に難点を書きましたが、価格がこなれて来ているにもかかわらず、いまだに使いやすいMODの筆頭に挙がると思います。 お勧めします。