このリキッドを吸った瞬間、私はこの一本のリキッドに会うために生まれたのかもしれない、ありがとう神よとつぶやいていました。 香りの抜けも残り香もこれ以上ないほどの完成度で心はまさにレイヴンと言っても過言ではないでしょう。

イチゴミルクが食べたいなーと思った時に吸ったら、後に残る風味がサラミのソレでした、いあ、サラミというよりはカルパスのような風味がして、僕はついあの夏の日にクーラーの効いた車内で食べた駄菓子の数々を走馬燈のように思い出したのでした。 ありがとう。

チョコ系が好きでケルベロスの絵が恰好良かったので購入しました。 アメリカ産のリキッドは初めてです。 まず、森永とか明治といった日本のチョコレートのイメージは捨ててください。 海外旅行のお土産にもらうあの「なんだかよく分からないけど売れるからチョコレートの産地でもないけど地元の風景写真を化粧箱に印刷してなんとなくチョコ菓子入れて売ります」的なチョコレートの匂いがプンプンします。 これはこれで美味しいのですが、単体でチョコレートをイメージして喫うと日本人はガッカリするかなーと思います。 個人的には古～いウィスキーのようなにおいがするので、まぁアリかなーとは思います。 日本国産メーカーが最高だと言いながらカムリのXシリーズでチュパチュパ吸ってるニワカには無理かなー、というか無理ですのでコレは買わない方がいいと思います。 最低でもRDA手巻きくらいはする人じゃないと買う意味がないなーと思うリキッドでした。

VGが70%と硬めなので、コットンワークがかなり重要になってきます、均等巻じゃないと焦げやすいでしょう、TCとかで使った方がいいのかも。 とにかく甘くてマッタリできるリキッドでした、常備したいけど店舗で置いてるお店少なくて悲しい。 ミストがもうまさに練乳吸ってるような感じなので、とにかくハッキリガッツリ甘いものが吸いたいという失恋したばかりのガッカリ男子には最高のリキッドです。 つくしたけど報われなかった、そんな人が吸って報われた感じがする、まさにそんなリキッドです、もし神様が居るのなら、これを我々に与えてくれたことを感謝します、とても美味しいですアーメン。

駄菓子屋とかに売っているラムネ菓子の風味と表現するのがいちばんしっくりくるかと思いました。 個人差があると思いますが、このリキッドは単体で吸うと味が単調ですのでやや飽きやすくチェーンするという方には向かないかもしれません。 ただ同じカミカゼの零式をこのラムネと混ぜると、劇的に爽やかでおいしいものになります。 私はラムネ：零式を9：1～8：2の割合で混ぜて使っています、休日の昼に一服するには丁度良いので満足しています。

冬のコタツで食べるあの甘いミカンの果肉の匂いと味がします。 実際にミカンを食べるほどガッツリした甘さと匂いほど強くはないのですが、嫌みにならない感じに味わえるので、家で落ち着いて吸うには良いのではないでしょうか。 難点として、ほかのリキッドとは合わせ辛い事があげられます、メンソールともあんまり合わないような感じを受けます。 これを吸うのであれば単体で他のリキッドと混ぜずに吸った方がおいしいと思います。 アトマイザーの洗浄が煩わしい時は、普通のグリセリンで前のリキッドをさばいてから使うと良いと思います。

低い出力でもよく味が出る感じです。 出力によってチョコが強いかアーモンドが強いかかわってきました。 低出力だとチョコが強く高出力にするたびにアーモンドが出てくる感じがしました。 甘さは強めなので、甘い系が好きな人用だと思います。

他のバニラと違い、後味がスッキリしています。 甘いフレーバーだと吸いながらあきすいのですが、これはそれがあまり無い感じです。 甘い系が好きだけどチェーンしてすぐ飽きるという人であればこれが良いんではないでしょうか。

これを単体で吸うのはあまりオススメできません、かなり強いのでムセてしまいます。 しかしこれは非常に優秀なリキッドなのです。 一番良いところは飽きたリキッド等をこれを数滴混ぜるだけで一味違うリキッドに変えられる事でしょう。 なかにはむしろこれを混ぜることを前提にした方が美味しいリキッドもあるので色々と試して欲しいです。 とくに自作リキッドを考えているのであればコレさえあればある程度のものは簡単に作れてしまうのでオススメです。

タバコ味という見出しですが、実際吸ってみると甘い系のリキッドです。 このリキッドですが自分は常備しています、なぜかと言われれば風味が非常に良いからです。 タバコは吸わないので分かりませんが、よく葉巻のような香ばしい匂いと表現されるようです。 タバコを吸わない私からすると、濃いカフェモカ乾煎りしたような、甘芳ばしい匂いがします。 甘いものが好きな方は、特に初めてベイプを吸われるなら最初に使って頂きたいと思うリキッドです。