NICOTICKETの大傑作フルーツリキッド、「Betelgeuse（ベテルギウス）」を彷彿とさせるフレーバーです。 甘酸っぱいパイナップルとシトラスのコンビネーションは、よくあるフルーツミックスとは違って透明感のある爽やかさを演出。 さらにパフを重ねて行くと、時折ラムネ菓子のようなフレーバーも顔を出すようになります。 アフターテイストはわずかに含まれるメンソールと清涼剤がひんやりと口元を冷やして実にすっきり。 ジューシーな果実の風味をポップに味わえる、夏にぴったりのフルーツミックスリキッドの佳作。オススメ。

トップノートはほのかなアップル、すぐ後にまろやかなカスタードクリーム、ミドルノートからエンドノートにかけて華やかなブランデーの香りがそれらをしっかりと包み込みます。 決して主張しすぎずしかし存在感のあるアップルは赤リンゴと青リンゴのいいとこ取り、まろやかなカスタードクリームはバニラカスタードというよりはクリームに重きを置いた印象でくどさや癖が全くありません。 特筆すべきはアクセントになっているブランデー。 これがアップルとカスタードという互いに性格の異なるフレーバーを実にナチュラルにまとめており、まるで上質なスイーツはたまたカクテルのような雰囲気すら感じさせてくれます。 USリキッドと言われても分からないくらい奥行きのあるフレーバーです。

トップノートに芳しい香りを余すとこなく再現したジャスミン、ミストを吐くと喉の奥から口の中いっぱいに広がる甘くフルーティなタバコフレーバー、エンドノートにはジャスミンの余韻が心地よく鼻腔に残り、実に春らしい軽やかなVAPINGが楽しめます。 もちろんタバコフレーバーと言ってもリアルなタバコを再現しているわけではなく、ニコチケのお家芸とも言えるまろやかなトーンが特徴の甘いフレーバー。 タバコフレーバーはちょっと、という方でも美味しく吸えるリキッドです。 ちなみにタンクに入れて3日ほど置いたところ、ジャスミンの香りがまるくなって甘みがどんどん出てきました。 この甘みとジャスミンのバランスがとれた頃合いに吸うのが非常に美味しかったのでやはりしっかりスティープさせたほうがよさそうですね。

数あるバニカスリキッドの中でも比較的クセがなく、非常にバランスが取れた秀逸なリキッドです。 特筆すべきは開封後すぐにその美味しさが楽しめることでしょう。 GVCの場合は最低でも2週間くらいスティープさせないと本来の旨さを引き出せないのに対し、Custard\'s Last Standは開封直後にとろけんばかりの旨さを味わう事が出来ます。 なお、スティープさせることでより甘くバランスの取れた味わいになるとのこと。 試しにタンクに入れて3日ほど放置したところ、フルーティーなバニラがこれでもかというくらい前に出てきて気を失うほど甘くなりました。 メーカー自体が無くなってしまう為今となっては入手困難だと思いますがもしどこかで見かけたら是非一度味わってみてください。

トップノートにガツンとやってくるのは、同社のVIRUSにも似た甘辛香ばしいフレーバー。 恐らくパリパリにキャラメリゼされたクリームブリュレの表面を再現しているのでしょう。 メーカーサイトによると「塩キャラメル」も含まれているそうで、甘辛いというのが納得できます。 ミドルノートからエンドノートにかけてはまろやかなバニラカスタードがこんにちは、キャラメルフレーバーに負けじととろけんばかりの甘さを持って喉の奥から鼻に抜けて行く様はまさに至福の極み！ Custard\'s Last Standがクセのない素直なバニラカスタードなのに対して、CREME BRULEEはバニラカスタード+キャラメルという甘党ベイパ―も舌巻いて逃げだすほどの超絶激甘リキッドです。 1パフで衝撃、2パフで感動、3パフでお腹いっぱいになっちゃうこと間違いなし！ ノーマルなバニカスリキッドに飽きたらぜひ一度お試しください。

ハーバルかつスパイシーなアニスフレーバーが喉奥から口、口から鼻へと縦横無尽に駆け巡ります。 ベースには甘いぶどうフレーバーが存在してはいるものの、言われなければぶどうと分からないほどアニス全開。 ROCのPITCH BLACKのように隠し味的なアニスの使い方ではなく、ぶどうとアニスを半々でブレンドしたかのような印象を受けました。 アニス嫌いな方には絶対にオススメできない個性的なフレーバー。 個人的には大好きだけどLucyferの方がより美味しいかなと。

終始アニス全開、紛れもないアブサンフレーバーです。 トップノートにスパイシーかつクセの強いアニス、その後を追うようにしてやってくるしっかりとした甘さは、火を付けた角砂糖を溶かし込んだアブサンを忠実に再現。 アルコールっぽさこそ有りませんがペルノやリカール、そしてアブサンなどのクセの強いアニスリキュールがダメな人には全くオススメできないまさに吸う者を選ぶ悪魔のリキッド。 いろんな意味で取り扱い注意！

安心安定のフルーツミックスです。 「マンゴーと言ったらこの香り」と多くの方が連想するであろう完熟マンゴーにさわやかバナナがドッキング。 もちろんただの甘いリキッドで終わることなく、フレッシュな果実感と清涼剤による爽快感も存分に楽しめる秀逸なフレーバリング。 甘いフルーツ同士なのでどちらかが負けてしまうのかと思いきや意外や以外、55：45というVG/PG比にも起因しているのでしょうか、うまくまとまっていながらもそれぞれの持ち味がクリアに伝わってくる印象を受けました。 ベースがバナナで上モノにマンゴーという感じですね。こちらもNNMNを代表する大人気リキッドです。

甘くまろやかなバナナをベースに、爽やかな香気の青マンゴ―が絶妙に絡み合って超絶トロピカル！ アフターテイストにはほんのりと清涼剤が心地よい冷たさを演出しこれまた絶品。 恐らくNNMNのフレーバリストは抜群のセンスと腕を持っているのでしょう、二つのフルーツフレーバーが互いに持っていない部分を補い合っているようで、とてもまとまりのある印象を受けました。 開封したてはやや揮発臭が感じられるものの、スティープ後の美味しさといったら言うまでもありません。マスト！

熟れたマンゴーの甘く濃厚な香りが口の中でぶわっと広がります。 NFS1のような青さや野性味は全く感じられず、まるで完熟マンゴ―ジュースのうわずみだけを採ったようなピュアで澄みきった味わい。 おそらく独特のフレーバリングが施されているのでしょう、よくあるベタっとしたマンゴー味とはひと味もふた味も違う格別な雰囲気を醸し出しています。 ガンガンチェーン可能ですがやはり1～2週間スティープさせた方がよりまろやかな味を楽しめると思います。 マンゴー味リキッドでオススメと言えば間違いなくこれ！