賛否両論あると思いますが、個人的には有り。 リキッドの調合が凄く繊細で、ジャンクさは一切ない。 テーマが「吸う香水」ということで香水の表現でいくと「トップに爽やかな柑橘系がやってきて、ミドルに蜂蜜のような深みのある甘さが顔を覗かせる。ラストにフレッシュムスクがやってくる。でも長居はせず、去り際を甘く演出て存在感を示してスッと去っていく。」 邦楽で例えるなら久保田早紀の「異邦人」ようなリキッド。

メンソールの強い刺激にハーブの苦味が軽快且つ力強く、バンっ！ズドンっ！とやってくる。 Maximum Impactの名前に偽りなし。 頭脳派のヘビー級ボクサーが繰り出すワン・ツーパンチのようなリキッド。 単体でもいいし、何かと合わせてもいい。 苦味自体は、トニックウォーターのような柑橘系の皮からかくるような爽やかの苦味。 ちょっと甘過ぎるかなあと思うようなリキッドにアクセントで加えても良いですよ。