大人なリンゴの香りと発泡酒感、シャンパンと言うよりシードル風味。 お酒のほろ苦さの再現度も高く、ノンアルコールなのに雰囲気で酔える。 出力によって味が崩れる事が少ないのも良い点。 冷えた感じを出すために清涼感か少量のメンソールを入れたいところ。

ペットボトルや紙パックで売られているストレートティーを彷彿とさせる味。 出力変更によって無糖～微糖～加糖と変化する。 条件によってはレモンティーに近い味がすることもあるが、 自分好みの甘さ加減が探しやすく、紅茶系好きなら人を選ばないと思う。

何といっても大抵の薬局で売っている入手のしやすさが最大の利点。 他のベース液と比べ独特の水っぽさや薬品感はあるが、許容範囲。 　 専用のベース液と比べると味は劣るが、あちらは好みの比率に調合するのが面倒。 逆にこちらは無調整で吸えるため、ビルド直後のコットンの癖抜きによく愛用している。 　 何気にRastaフレーバーのバニラカスタードと相性が良く、添加して常飲用に常備している。

特にVGが美味く、ベース液としてこれほど有名なものはそうそうない。 しかし、好みのPG/VG比のベース液を作るのが非常に面倒くさいので扱うのは苦手。 個人的にはPG20/VG80ほどが好きなのだが、その比率に混ぜるのが面倒。 私のような性格には向かないなと思いつつ、リキッドを自作できる人を素直に尊敬する。

高級感のあるハチミツとバーボンをベースに、隠し味程度にタバコ風味。 タバコとハチミツの苦味が合わさり、上品な大人の味を演出している。 タンクの中で時間が経つとウィスキー感が薄れるので、ドリッパー向けかもしれない。 なおウィスキーが抜けても高級ハチミツ味は抜けないので、これはこれでアリ。

ベースは焼きナッツとハチミツとシナモン、と思われる。 …が、なにせ1W単位でも味が急激に変化するうえ、日が経っても味が変わる。 そのためどのタイミング・どの出力が一番美味しいのかさっぱりわからない。 比較的安定したリキッドが好きなため、その魅力がわからず終わってしまった。 なお周囲に強烈なシナモン臭を撒き散らすため、家族に大不評だった。

ほんのり苦いウィスキー。 ラズベリーが時折甘酸っぱい香りを感じさせ、深みを増してくれる。 だが肝心のウィスキー部分に悪い意味での酒の苦味もあり、少し安っぽさを感じてしまう。 先にもっと美味しいと思えるウィスキーリキッドを知ってしまったのもあると思う。

メンソールは味は好きだが刺激が苦手なため、これ単体だとベース液で割らないと吸えない。 だがメンソールとしては安定した味のため、添加用と考えるなら使いやすい。 入手のしやすさ、量、値段すべてお手ごろ。 清涼感を足したいリキッドに混ぜるのに愛用している。

若干のメンソールが入っており、炭酸風味をしっかり出している。 コーラが勝つかエナドリが勝つかは、どちらが好きかやスティープ期間によっても異なる模様。 　 なお、「With caffeine」「1日6ml以上の吸引はお控えください」の注意書きを甘く見ないこと。 気管からカフェインを摂取するのだから、吸収効率は飲み物とは段違い。 動悸などの過剰摂取症状が出たら吸うのを止めた方がいいと思う。

香ばしく上品なアップルパイそのもの。 シナモンも香り、吸っているとアップルパイが食べたくなってくる。 お菓子系が好きな人には間違いなくオススメできる一品。 唯一の問題が、リキッドが触れたもの全てにその香りを残していくこと。 アトマイザーはもちろん洗った台所にも1日は匂いを残すため、加賀禁止令が出てしまった…。