余計な味はほぼしない、ゴリゴリの強メンソ。 少しでも温度が下がるとすぐに再結晶化するので、かなりの濃度でメンソールが溶け込んでいると思われる。 そのまま吸っておいしいものではないと思うので、何か別のリキッドと調合に使用するのが良いかと。

味が良いと評判のFog1で有名な、Justfog社製。 こちらも例に違わず、高抵抗ながらしっかりと味が出る。 コンパクトで胸ポケットにも入るため、携帯性も抜群である。 しかしながら、機構としてはやや時代遅れ感が否めない（ボトムからのリキッドチャージ、接続部がeGo510である事など）。 初心者向けの一台であるが、自分は初心者にはFog1のほうをおすすめする。

味の良さについては散々語り尽くされているので詳細は割愛するが、ペン型にしては本当に良く味が出る。初心者におすすめしたい理由は味の良さだけではない。 個人的には、スピットバック防止機構の存在と、30mlのユニコーンボトルとほぼ同等のコンパクトさである。 初心者はバチバチ言っているとこわい。これは自分の実体験でもある。スピットバックが飛び込んできづらいというのは安心だ。

バッテリーは2000mAh、2A充電、インジケータ付き。 一体型のアトマイザーは、実質的にCubis pro miniである。 （コイルはProC-BFなので新型であるが） 漏れにくく、初心者に向くと思うが、ジュルりやすいのと、リキッド残量が見づらいのが難点。

コンパクトながら3000mAhのセミメカ、バッテリーインジケータ付き、2A充電という優れたMod。 クリアロは多少ジュルるが、スライドオープン式リキッドチャージ、漏れにくい構造で、20Ω前後の出力と、初心者の最初の1台に適していると思う。 Fog1でいいじゃんと言われればそれまでなのだが…

トップエアフローながら、コイルの中を通ってボトムからエアーが上がってくるタイプ。 構造上、全クリアロの中でもトップクラスに漏れにくいのがメリット。 しかしながら、それゆえにコイル内にリキッドが溜まりやすく、すぐにジュルる。 特にリキッドチャージ後と、長時間放置した後は要注意である。

いわゆるPOD型VAPEの中でも、サイズは最も小さい部類に入ると思う。 負圧感知によるオートパフではなく、ファイアボタンがあるのも個人的には高ポイント。 ミスト量は見た目に反し充分な量であるが、味はさすがにやや薄め。 しかしながら、一昔前のEVODタイプのVAPEなどよりは味もしっかり感じられる。 バッテリーが370mAhと小さいのが難点だが、ヘビーユーザーでなければ出勤から帰宅くらいまでは保つように思う。

HiLIQのフルーツ系に多い、駄菓子系フレーバー。 10円ガムのオレンジ味を想起させる。 果汁感を求めると肩透かしを食うだろうが、決してまずいわけではない。 そういう物だと思って吸えば、個人的にはなかなかのリキッドだと思う。 単純な味なので、単体だと少し飽きやすい。他のフルーツとブレンドしても面白い。

メンソールと清涼剤を混同している人が多いが、全くと言って良いほど別物である。 メンソールが苦手だがヒンヤリさせたい、サッパリさせたいと思っている人には、是非一度試していただきたい。 苦味や風味は無く、純粋にヒンヤリ感だけをトッピングできるため、これ一本持っているとブレンドの幅が大きく広がるであろう。

開封直後は芳香剤感があるが、1週間程度スティープすると合成感が減り、しっかりグレープフルーツの爽やかさを感じられるようになる。 甘みもあるが、渋みや酸味も感じられ、大変おいしい。 個人的にはオレンジ系リキッドとブレンドし、清涼剤を添加して吸うのがお気に入り。