美味しいのは間違いない。問題はそこから。星5プラスαがありそうなテイスト。もうちょっと味わってからレビューしようと思ってたけど見切り発車でレビュー。 テイストはコーヒー・タバコフレイバーなんてそんな簡単なものではない様子。味が濃ければ美味しい、みたいなリキッドは分かりやすいけどこれは違う。コーヒーとタバコはすぐ分かる。プラスαのサムシングが深い。トリュフが入るとこんなになるの？食べたことないからわからないけど。 高級食材って大体繊細な味がするから分かりづらいけどこれもそんな感じ。クッキー！やレモン！みたいな分かり易さはなくコーヒー風味の何かという曖昧な印象。結論を直ぐに求めてないね。コーヒーのがメインになるけれど、このコーヒーも曲者。豆感がなくアロマな方向性ではないが良い意味で主張がなく高級食材にありがちの控え目テイスト。タバコもいるけど完全に黒子に徹している模様…。クルミも隠し味程度…。 それぞれがそれぞれのテイストをフォローし合っているんだけどそれぞれのテイストが感じられる程度には分離している。ただ分離の仕方が凄く細かくて。液体が混ざったというよりは粒子の超細かい砂状のものを混ぜたみたいな雰囲気。混ざってるけど分離してるみたいな。一体感もあるんだけどよく味わうと全部が完全に混じり合っていないというか。説明が分かりづらいね…。 吸い始めはインディー系のGuld KvällsfikaやSOUCEのアロマティックコーヒーなどのアロマ勢の方が主張が強くパッとした高級感があるから美味いんじゃないかなって思ってましたが、この子の穏やかながら繊細な複雑さは他にないものがあります。 複雑なリキッドなんだけど複雑さを感じさせない深みがある。 主張する必要はないとでも言いたげな余裕が感じられ、地味に大人に美味しいリキッドという感じ。 この子もミシュランで星が付いちゃいますね。 たぶんこの子は自分にすごい自信を持っています。

もうひたすらカッコいいですね。所持品はゴールド。タバコも吸わないベイプにも興味のない友達が、それ欲しいー、って所有欲のみで叫んでました。そのくらいゴージャスながらもスタイリッシュで無駄がなく品があります。セレブ御用達の雰囲気。時計に貴金属の趣きがあるようにリキッドを吸うだけの器具ではない付加価値を感じます。 ゴージャスながらもシンプルなデザインであるところがポイント。洗練された雰囲気を感じます。リキッドを吸わなくても手に持っていたいくらいです。 味の好みはあると思いますがクリアロではこれ以上ないって言うくらい濃い目に出るのでお勧めです。トップフィルでリキチャも手軽ですしコイルの選択肢も豊富です。燃費も最強。 スターターなのに見た目、性能共にほぼゴール。 超優秀スターターです。

美味しいか不味いかで言えば美味しい部類に入ります。ただ味がメイプル8グラハム2あたりをフラフラしているだけなのでシンプル過ぎるかも。 甘いのはvctを筆頭に好きだと思っていましたが、甘いものでも流石にシンプルなものだと飽きちゃいますね…。 これまで複雑系ばかり好んで吸ってきたからなのかこの子を一番上手いと感じる瞬間は最初の一口目だけ。後はチェーンするに従い味が単調なだけに作業感が出てきてこれと言った感動はなくなります。新たな発見のようなものはありません。ただ一口目だけはすごく美味しい。副流煙も甘くて良い香りというよりはただただ甘いだけで周りからもすこぶる不評です。 この子はどこそこのクッキーに味が似ているということで評価が高いようですがやはりクッキーは食感あっての美味しさなので簡単に比べるのは難しいそうですね…。リキッドは流石に食感までは出せないので今後対リキッドではなく他の食材とのテイストの比較ではこの部分か凄く重要な要素になりそうな気がしました。 そんな風に思えたことが収穫と言えば収穫。 不味くはないのですが、そんな同じ方向からグイグイ来られても…って感じですかね。

美味しいを通り越してすごい。味というかもう雰囲気？吸えばすぐ分かってしまう、あ。この子はちょっと違うぞ、といような不思議なオーラ。味とか濃さとかそういう部分ではないところから語りかけてくる。味がどんな風とかそんなことはもはや超越してしまっています…。神の業？エリクサーだから？そうなの？ この子の能力を引き出すのはある程度のコツとアトマイザーやビルドとの相性がいると思う。自分もdoggystyleでカンタル28の内径2ミリはこの子の良いところを引き出せているんだけど、kayfunはまだ模索中。ammitはたぶん80点止まり…。セッティングが合った時は合図みたいなのがあって、リアルピーチの皮の表面を嗅いだ時にフンワリと漂ってくる、皮の産毛まで見えてきそうな香りを感じた時。目をつぶったら目の前に桃が山積みになってるんじゃないかなって程の再現度。プラス。バタースコッチを更に蒸留させたかのような上品な甘み。この甘みが何故かピーチをまったく邪魔しません。セッティングが合わないとただの薄くぼんやりした複雑系化学調味料ピーチ。語るべきところが味とかそういうところを超えてしまっている雰囲気があって怖い。セッティングが合った時はちょっと芸術的にすら感じる。ミシュランで星貰えるんじゃないかな…。 洋酒だとかなんだとかまだ色々言いたいことはあるんだけど、ピーチの再現度だけでももうとにかく感動しました。 見てはいけないカーテンの裏側を覗いてしまったような感覚。これはもう後には戻れないですね…。 他のリキッドとはどこか遠くかけ離れた質感ながらも良い意味で女性的なすごく優しい雰囲気。ただちょっと凄すぎて他のリキッドを測る時の基準にはならないかな。 褒めすぎ？ もったいなくて吸えないっていうのは分かります。このクオリティに慣れてしまうのは怖いですよね。 リキッド界の至宝です。頑張って見つけて下さいm(_ _)m。 追記 美味しいことは美味しいのですが…。スイートスポットがやはり狭過ぎるかも。同じアトマで同じセッティングで組んでいるつもりですが微妙なウィッキングやコイルのさじ加減で味が激変します。ビルドが大変過ぎるので評価修正。うーん。決まれば美味しいだけにちょっと残念。決まらないとみなさんの仰る通り薄いです。

味わうとハッとするような驚きがあります。今までありそうでなかった組み合わせ。バニラとドライフルーツと微かな洋酒…。 バニラメインでドライフルーツと洋酒はアクセントくらい。洋酒感は本当に微かです。これが絶妙なバランス。 バニラもVCTの明るくセクシーなバニラとは異なり昏く思慮深げなバニラ…。 たまにこの子をアトマイザーに入れている時にコイルがヘタってきて味が落ちてくると申し訳ない気持ちに…。 北欧やヨーロッパのどこか醒めた風景がイメージとして浮かびます。 夕暮れ時。カフェのテラスに座ってぼんやりと古い石造りの街並みを眺めながら消えゆく光の中で思いを巡らせる…。 それでこの名前なのかな。まさかね。 手放せそうにありません。 追記。 もったいなくて日々眺めるだけの4ヶ月を過ぎた頃…。ふとなんとなく気になって吸ってみる。 何かが違う。味がぼんやりしてしまっている。手持ちの全てのアトマイザーで試しても同じ結果に。構ってあげないと拗ねてしまう子でしたね。スティープは非推奨で。もったいないことしました…。 スパイストレーダーもそんな感じだったのでこのメーカーのリキッドは直ぐに味わった方が良いかもです。 頃合いをみてまた購入したいと思いますm(_ _)m。 再追記 今回二本目。やはりスティープ後とかなり味が違います。開封後すぐの方が美味しい。フルーツ感と洋酒感によりメリハリがあり風味に立体感を感じます。またこの二つのテイストの為より澄み渡った味わい。スティープ後はフルーツと洋酒の味が飛ぶのでバニラメインとなりますが昏いバニラなのでちょっとぼんやりした感じになります。 開封後はもったいないなんて思わないですぐに楽しむことをお勧めします。 またショップにあるテイスティング用のリキッドは時間経過により味が飛んでる可能性があるので本来の味とは異なる可能性大。自分もショップで何度か試しましたが、うーん、って感じでした。

まず 素材写真より実物の方が高級感があってカッコいい です。 自分も初めは機能的には充分ながらも写真を見ると安っぽくてこれはないだろう、と思っていました。ダメ元で実機を見たところ軍隊の支給品のような重厚感があり、またクールな機能美もあって嬉しい誤算。所有品は亜鉛のシルバー。マットな質感。重さもそこそこ。手に持つと落ち着きます。ただ個人的にはカッコいいのは亜鉛のシルバーとアルミの黒のみ。ステンレスは巡り会えず。アルミは軽いです…。 立ち上がりもピコ以上スノーウルフ以下でなかなか良く、カーブモードもリキッドごとにセッティングを変える必要はあるものの使うリキッドを決めてしまえば問題解決。ちなみにカーブモードは三つ記憶可能。カーブモードに関しては単線ではいらないけどクラプトン等を使う場合は何かとストレスがなく便利です。まだ物珍しくて色々いじっちゃいますけど…。 今となっては手持ちのmodの中では一番バランスがよく使い勝手が良い子になりました。 質実剛健。 男の子のアイテムって感じです。 とは言え女の子にもお勧めです。

vapeを始めた当初、煙草系を探してレビューの評価が良く試飲したら甘さの抑えめで好印象だった為購入。しかしリキッドを色々試すうちに…。 レビューでも様々な感想があるようですが…。めちゃめちゃ期待してました…。 とにかく薄いかな。それとやはり煙草ではなく烏龍茶感。 これにつきます。 環境もあるかと思いますが…。もちろんスティープ済み。 それとお酒はどこ？デビルズカットのあのむせ返るような洋酒感は？これも薄いー！デビルズカットはやり過ぎなので足して2で割るくらいが丁度良いかも…。 あっさりタバコ風味のウーロンハイ味だとしっくりきます。 何故ウーロンハイに煙草風味が必要なんだということはさて置いて…。いや。ウーロンハイ風味のあっさり煙草味かな…。どっちでもいいか。ブツブツ…。 あとガンクが桁違いに凄いです。というか自分はこんなに分かりやすくガンクが付いたのは初でした。 繊細な味を目指していることはわかりますが、とにかくないんですよ。 吸った後の満足感が。 追記。 久しぶりに冷蔵庫に眠っていたこの子を消費しなきゃとまだ入れたことのないkayfun mini v3に投入。あれ？烏龍茶感が消えて木を燻したような温かく甘い味になってる。そしてこれまた絶妙な洋酒感…。スティープは十分進んでたのでアトマイザーとの相性だと思う。むむむ…。様子見…。 最終追記。 kayfun mini v3で8Ω25wで運用。普通のセッティングですね…。超美味いです。何味かはよくわからないけれど。木を燻したようなナチュラルな香りと優しい甘みを感じます。甘みも蜂蜜とかそういうシンプルなものではなく、色々な旨味を凝縮させたような豊かさがあります。 高抵抗でワットが低いとウーロンハイ味になるようです。前に試していた時がそんな感じでした。今の味はそれとはまったくの別物です。 またかよ、とお思いになる方もいると思います。ええ。おっしゃる通り。その通り。今更ですがこの子の良さを見い出せて良かったと思っています。替わりになるようなリキッドはおそらくないでしょう。ブラックバード味としか言いようがありません。 お騒がせしてごめんなさいm(_ _)m。

この方と出会えていなかったらvapeの魅力は半減していたでしょう。 映画を語るように語りたい。 イメージとしては 南米 枯れかけたハイビスカス 土埃 青い空 バイカー アウトロー 禁じられた愛 貧困 錆びれたオイルの香り ヴァン ゴッホの絵の具 なんだかわからないと思いますが、 最高です。

ついにこの子のことをレビューする時が来ましたか。非常に悩ましい…。 良いところもあれば悪いところもある。惜しいかな痒いところには手が届かない。しかし代わりになりそうなリキッドもない。絶妙かつ微妙なポジション。 味的には7割ダークなカシス、2割カシス以外のダークなドライフルーツ、1割タバコ、残り1割それ以外の何か…。残りの1割はその時々でシナモンだったりスポーツドリンクだったり柑橘系だったり。たぶん体調による。ちょっと待て。11割になるじゃないか。 味は文句なく魅力的なリキッドの部類に入るものの、ごく僅かに何かが欠けている印象…。また濃さも濃くもなければ薄くもないものの、かと言って丁度良い訳でもなく、ごく僅かに何かが欠けている印象…。 この不吉に繰り返される、何かが欠けている印象、というワードと、ものの、という逆説…。 おそらくこのリキッドは、個人的な好みを含め、味的にはすでに高いクオリティにある、ものの、上手くすればもっと美味しいリキッドになったんじゃないかなという類い稀な伸び代を持ったリキッドだと思うのですよ。ごく僅かに。ハアハア。キリッ！ そんな訳でこのリキッドは吸えばいつも美味しいのですがいつもごく僅かに何かが足りなくモヤモヤします。 今度マグリブかポートロイヤルでも購入したら混ぜてみよ。 伸び代含めて星五つ。

薬草感が半端ない。そしてスモーキー。普通の煙草では感じたことがない渋いアロマなテイスト。ハーブとやや穀物よりの干草感とスモーキー感。そして全体の味をまとめるかのような微かな蜂蜜。スパイシーなのはバジルのようなローズマリーのような…。そして吹きっ晒しの荒地の太陽に燻されたかのような土っぽい干草の香り。もはやわかりません。ハーブ感は中和されていてそこまで個別に主張はしませんが…。これは日本にはない感性だわ。 海賊の名前がついてるけどそこまでワイルドではない繊細な味。 とんがってはいるが上品。 土臭くはあるが蒸溜された印象。 お酒とも合う稀なリキッド。 辛口。そう。一言で言うと辛口。 お酒に合いますね。適度に異物感があり人を突き放す。ただ突き放すだけでなくそれを蜂蜜が穏やかに包み込む。蜂蜜は歩み寄る為選択されたものでしょう。 またすごく癖があります。チーズで言えばブルーチーズあたりのポジションでしょう。味とか濃さとかそういうことではなく。日本産の煙草のテイストからは遠く離れた場所にいます。 主張が強いんでシラフだとちょっと落ち着かないけど、アルコールが入ると本領発揮かな。ニコリキは必須。全体的にドライな印象。一番薬草感と辛味が出るのはトリトンミニとノーチラスミニ。抵抗が低いと甘さが出る印象。 スモーキースパイシーベイビー。 この海賊はどうしてクールで上質なスーツを着てますよ。