煙草系苦手で先にPRを吸って撃沈したこともあり、なんとなく手を出さずにきましたが、試飲させてもらったとき「あれ？　いける」と思い購入しました。 開封直後は洋菓子的な甘いバニラカスタードの中にドライな煙草・アーモンドの主張があるという感じで、香りほど甘すぎないのが好印象でしたが、『☺添加して色濃くなるまで寝かせるともっとおいしいよ』とアドバイスを頂いたので二週間ほど放置しました。 結果、バニラカスタードはさらに甘く強くなり、ほんのりと煙草とアーモンドのアクセントといった、ほぼデザート系に変わりました。コーヒーのお伴にするのが幸せです。 ただ香りと甘さのバランスが逆転しすぎてしまったように感じるので、あまりスティープさせすぎないほうが個人的には好きかな。 と言いつつ、120mlを即追加でストックしました。笑

煙草フレーバーが苦手で敬遠していたのですが、発売時にサンプルの取り扱いが本家であったので試しに購入しました。 開封直後は松のようなアロマを想像させる香りが全面に出てきて、嫌ではないけれどどうも馴染まずそのまま一月ほど放置していました。 ですが一月後、久々に吸ってみたらこれがおいしい！ 松のような香りは丸くなり、最初ほとんどわからなかったバニラカスタード・ブランデーが出てくるようになって甘みが増してきました。 香り高い煙草とバニラカスタードをブランデーが繋ぎ一体感が増して、これが煙草？　というほど美味。 いままでの『えぐい・鼻につく・（ものによっては）渋くて酸味がある』煙草系のイメージを完全破壊されました。笑 なので個人的には☺添加でスティープ推奨です。 なんだかんだで200ml消費しました…甘すぎずオールシーズン吸える味なので、これからもリピートします。

これ、非常においしいです。 優しいバニラ、レモンゼストの香り、シュガーグレーズの風味が品よくまとまっていて、パウンドケーキというよりシフォンケーキを想像するようなふんわりとした味がします。 生地感は吸っているときは薄目ですが、吐き出したミストに生地の香りを感じるので、やっぱりケーキだなと。 ガッツリ甘いわけでなく、本当に上品な甘さ。 リピートしたいのですが…取り扱っているところが少ないのが難点ではあります。

ジンジャークッキーというものに馴染みがないのですが、ファーストインプレッションは「生姜煎餅」。 まずガツンとジンジャーがきて、そのあとにやや油っ気（バターではなくサラダ油に近い）を伴う瓦煎餅的な焼き菓子感（このあたりにシナモンがいる？）、砂糖・アイシングのような甘さ、最後の抜けにややドライな煙草のような香りがしたりしなかったり。 『生姜』に『やや油っ気を伴う瓦煎餅的な焼き菓子感』『砂糖のような甘さ』とくると、味の記憶から叩き出されるのは「生姜煎餅」一択でした…祖父母がおやつにくれたあの昔懐かしの味。ちょっとほっこりします。 残念ながら常飲まではいかなかったですが、ハマる人はがっつりハマりそう。春秋あたりに合いそうです。 余談ですが、☺添加即ってだいたいのリキッドは辛味が尖っているので寝かせたほうがおいしいですよね。 このリキッドではその尖った辛味をジンジャーがうまく引き受けて『フレッシュなジンジャーの辛み』になり、添加即でもおいしく吸えます。 ここがおおっと思った点でした。

香ばしいグラノーラと糖蜜の甘み、これに尽きます。とても再現度が高い。 甘ったるいかも…と思いましたが、香ばしさが強いため緩和されています。 ☺添加については、甘さと辛味を香ばしさがいい具合に繋いでくれるので相性はいいかと。 ただし、難はシンプルなフレーバーゆえ飽きが来やすいこと。 最初は再現度に驚いてこればかり吸っていましたが、ひととおり満足したあとは登場回数がガクッと減ってしまいました。 これをベースに合いそうな香料をちょい足しして自分オリジナルのYOGIを作ってみれば楽しいかもしれませんが、やってみてはいないのでなんとも。笑 たまに吸うからおいしい、そんなポジションに落ち着きました。 ※同Strawberry, Blueberryも試させていただいたのですが、購入してはいないのでここにちらりと感想を。 ・Strawberry : ベースは同一で、ジャムっぽいストロベリーがプラスされてがっつり甘々になっています。 ・Blueberry : ベースは同一、こちらは生のブルーベリーを添えた感じで若干さっぱりしています。個人的にはこちらが好き。

大好きで切らしたくないリキッドのひとつ。 ついにお店での取り扱いが始まりましたね。 ライチ×リキュール×タバコフレーバーとのことですが、タバコはほとんど感じません。 吸うときにみずみずしいライチ、ラム、ごくわずかに青臭さを伴うイチジク。 ラムレーズンのレーズンがライチに置き換わったような感じで、フレッシュな果実感というよりはシロップ漬けのフルーツのような潤んだ優しい甘みです。 ゆっくりと吐き出していくと、上記のフレーバーの中からキャラメルやバニラ、ナッツのようなやや厚みのあるフレーバーが顔を出してきます。 かといってくどい・重い濃さでなく味に奥行きが出る程度なので、全体を通してすっきり寄りかと。 ほんの少し清涼剤も入っていますしね。 ですがただのあっさり系とは違います。重すぎず軽すぎず、繊細かつ絶妙なバランス感覚です。 琥珀色の果実酒というイメージはまさに。静謐な雰囲気が漂ってます。 面白いのは、セッティングの違いはもちろん、同じ環境でもその時々によって感じるフレーバーが変わってくること。 果実感より後半の厚めのフレーバーが強かったり、イチジクの渋みをはっきり感じ取れたり。 ラムが立ち上がってこないときはおーもりんごさんのおっしゃる黄金糖の例えが近いです。 味が安定しないとも捉えられますが、個人的には『あ、この味！』という瞬間を追うのが好きです。笑 (私の環境だと、吸い込み始めてミストが充分に温まってきた頃からフレーバー・甘みが強くなるような気が…) 万人受けという点でみればふぃーかに軍配が上がるかと思いますが、こちらも人を選ぶような癖はなく、また違った方向性で美味です。 爽やか一辺倒のフルーツ系は飽きる…という方、一度試されてみては？ 【追記】 なんだか合わなそうと思いながらもごく少量ニコチン添加（2mg/ml）で吸ってみたところ、完全に余計でした。 この味に少しでも辛みはいらないどころか、なぜか吐き出し時に塩気を感じるように。 なんと言えばいいか…ソルティライチ黄金糖？　ほんのりキャラメルバニラポカリスエット？ 形容しがたい微妙な味になってしまいました。 これはノンニコで楽しむのがいいかな。

以前より月見が気になっていたもののVG比率が高く大容量のため躊躇っていましたが、今回の三光は20mlの設定があったのでものは試しと購入しました。 アップル・キャラメル・バニラを筆頭とし、セッティングにより多彩な表情を見せるというこのリキッド。 私の環境ではキャラメル・バニラ、そしてアーモンドのような香ばしいナッツ香が突出し、その後瑞々しさのあるアップルがふっと香るようなかたちになりました。 印象としてはずっしりとして味わい深い、アップルダイス入りの焼き菓子。 香りも濃厚でミスト自体にも甘みがあるので本当に食べているかのような満足感があり、個人的には至福の美味しさ。これからの寒い時期に合いそうな、重量級のスイーツ系だと思います。 この香り・甘みは直肺で最も強く楽しめました。 かなり粘度が高いため、懸念通りフレーバーを追いかけようとチェーンしてあっさりコイルをダメにしてしまいました。このあたりはやはりクリアロマイザー系だと気を使ってしまう点です。 フレーバーについてもはっきりとは感じ取れないまでも『他にまだなにかいる』という感じがしますし、コイルを気にせず心ゆくまで吸いたい・もっといろんなセッティングでフレーバーを探ってみたい！ と思うあまりついにRDAに手を出し始めてしまったので、怖いリキッドです。笑 【追記】 YURIとpicoを手に入れたので上記のセッティング・25W前後をうろうろしながら吸ってみたところ、以前感じたスイーツの甘さは鳴りを潜め、バニラが後を引くカラメルアップルフレーバーの煙草風味に変わりました。香りだけがひどく甘く、感じる風味はやや苦め。 カラメルとアップルが焦げる寸前までいき、そこにバニラと煙草が被っているように感じます。キャスターへさらにカラメルとアップルを着香したようなイメージ。 個人的に煙草フレーバーが強く出ているものは吸うのがつらいので、このままだとお蔵入りになってしまう…と他の方のレビュー・ブログ記事を参考に思いきって65W前後まで出力を上げて挑戦したところ、煙草は許容範囲まで薄れ、キャラメルとバニラは焦げ感が抜けて淡く優しくなり、アップルが瑞々しい甘みを取り戻してきました。グラハムクラッカーもほんの少し顔を出してきたような？ 苦手な部分が抜け、全体が調和し始めた感じです。 eGo AIOで吸ったときよりスイーツ感・重量感は格段に薄れましたが、これなら吸えます。むしろ甘さが軽やかになりチェーンしやすくなったような？ とにかく、諦めなくてよかった…！ これはもう、完全に低抵抗・高出力向けリキッドのような気がします。 ただ最初に吸ったときの感動にはやはり及ばなかったので、星は少し下げさせていただきます。

機体や設定にかなり左右されるリキッドなのか、eGo AIOとお店にてドリッパーで試飲した時の味が全く異なりました。 コイルは0.6Ω/1Ωの２つで試しましたが、直肺・タバコ吸いだとただ焼き林檎の香り（乾いてやや苦味のある）がほのかにするのみ。 どうにかしてもっと美味しく吸えないかと試行錯誤して、コイル1Ω/ストレートドリップチップ使用・エアフロー半閉状態でゆっくり煙を口に含んでふかす方法に落ち着きました。 こうするとキャラメルと甘い焼き林檎がこっくり香り、後味にほんのりフレッシュな林檎も感じられました。温かみのある甘さですが、変に後引くことなく非常に上品で美味しいです。 ただふかし方の僅かな違いで味が大きく変わってしまい一定にならないので、吸うときに気を使うのがややストレスです。 どちらかと言えば肺まで吸い込みたいのでeGo AIOではリピートしないと思いますが、味自体は好みなので機材などがステップアップしていったらまた試してみたいリキッドです。 【追記】 ボトルを眺めていたら、“タルト・タタン”と記されていることに気付きました。 『キャラメルと焼きリンゴにジンジャーブレッド』とはそういうことなんですね。 今はキャラメリゼされた林檎の部分しか味わえていませんが、いつか生地のほうまで美味しく頂いてみたいものです。

初心者にはまずこれ、ということで試してみました。 甘いマスカットに適度なメンソール、というシンプルかつとっつきやすいフレーバーです。 マスカットはリアル系ではなく、どちらかといえばお菓子やジュースのような甘さ。口に残る甘みは意外にもあまりなかったのですが、香りが強めの甘さを持っているので甘ったるく感じます。それをメンソールの清涼感が中和している感じ。 むりやり例えるなら、暑い日に飲む冷たいマスカットジュース（果汁10%）。 このわかりやすさが、誰にでもおすすめとされる理由かなと思います。 ただ、個人的な難点を挙げるとすれば ①そのわかりやすさゆえ飽きがくるのも早い （2mlさえ吸い切れませんでした…） ②アトマイザー類への匂い残りが激しい （アルコール洗浄3回でやっと許容範囲に） ③たまにマスカットでなくメロンになっていることがある （個体差か感覚の問題でしょうか？） 決して美味しくないわけではありません。むしろどちらかと言えば美味しいほうに入るのではないかと。 ただ、ずっとこれを吸っていたいかというとそうではないのです。 こればかりは好みの問題ですが、私にとってはたまに吸いたくなって吸う、それくらいがちょうどいいリキッドかなと思います。 そういうわけで、現在はFLEVOメンソールカートリッジの補充用になっています（いちおう、メーカー非推奨です）。