美味しいですね。手堅くブレンドされた香料が、確かに外国のキャンディを思い出させます。 リアルさをそこまで追求してはいなさそうな分、臭みも出ず安心して吸えるリキッドです。チェーンも余裕で受け止めてくれます。 だからこそ無難すぎる気はします。この味のキャンディをおじいさんからもらっても自分が特別な存在だとは微塵も思わないでしょう。恐らくグレープフルーツだけを期待するとハズします。 それでも自分のさわやかフルーツ系リキッドでの連敗続きを脱出させてくれたリキッドでしたし、この味はリピしませんがこのメーカーの他の味を試したくなるくらいのクオリティではありました。 フルーツ系でお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

瓶を開けて匂いを嗅ぐと楽しい、そして美味しそうな匂いがして期待度大なんですが、ちょっと強めに焚くとケミ臭かショウガかすぐ嫌な臭いが出てきます。 弱めに焚いて臭みが出ないところで吸ってるともんのすごい薄いです。開封してから一か月は経ってますし、先輩方のレビューを読む限り結局臭みが出てる辺りがこのリキッドの正解だということなんでしょうか。 RFVのフルーツ系もタバコ系同様クオリティ高そうには見えるんですけど、どうも扱い切れない気がしてます。 それにしてもガラスタンクにつめると透き通ったピンク色がとてもキレイだし、RFVはパッケージが可愛いですよね。それが救いになるのかどうかは知らんですが。

コーンフレークに間違ってハッカを入れちゃったような味に感じます。 とても悩ましい味なんですがなぜかまずくはないです。まずくないからあんまり星も下げられないんですが、どう頑張っても3以上はつけられません。 フルーツ系やドリンク系で微妙リキッドならメンソ入れて勢いで吸っちまえ！とかできるんですけど既に入ってますし、ナッツやコーンフレークにメンソールが合うのかって問題もありますし本当に難しい、難しいリキッドですね。

炊く前の匂いは少し女子っぽい良い香りです。ダメなリキッドにありがちな芳香剤臭にはならずにちゃんと口に入れるものの匂いなんですが、吸う段階ではその良い香りがなかなか上手く出てくれません。 RDAでやってもタンクに入れてもダメでした。 ぶっちゃけラズベリーもライムもそれと意識して食べたことがないので匂いを見落としてるのかも知れませんが、どうにも薄い感じです。 もしかしたら上品に香りを漂わせる程度で楽しむものなのでしょうか。 ひとつ、味に酸味があるのがちょっと好きでしたが、全体として私には難易度が高いリキッドだったと思います。

単体だと牛蒡、その他なんだかよく分からんけど植物かなーという匂いがします。 タバコ味って感じはしませんし特にうまくもないんですが、ハードなメンソールに軽いニュアンスを与える割材としては割と悪くないと思います。おっさんになるとフルーツだとかクリームだとかエナドリとか派手な味はきついときがあるもんじゃないですか。 某伝説の騎士の店でも手に入るその入手性を加味してよっつ。

タバコからvapeに入った元喫煙者が一度は頭を悩ませる問題としてミストが甘いってのがあると思いますがそんな悩みは恐らくBLACK NOTEが解決してくれます。 他のタバコ味を謳うリキッドとは明らかに違う、染みるような苦味と草の香りを味わったときタバコフレーバーを渡り歩いてこれにたどり着いた人は感動すら覚えるかもしれません。 しかしBLACK NOTEの他の味も試してみたのですが気に入ったのはこのレガートだけ。他はゴム臭、カビ臭、どろ臭、漢方臭等々それぞれの個性ともいうべき香りにポジティブなイメージが湧きませんでした。すげえ！タバコ味だ！というのと、これうめえ！というのは必ずしも同時に起こるものではないですね。 味が合わない理由がリキッドそのものなのか機材の設定のせいなのか、スティープさせれば解決するのかなど自分にはまだ判断がつかない部分もありますが、そういう意味でレガートはBLACK NOTEの中ではvape初心者にやさしいリキッドなのかも知れません。 NOTEBOOKに入っていたリキッドの中では一番葉っぱを焼いたような香りが強く、タバコ味として分かりやすいリアルさがあるように思います。 温度をあげれば無理やり甘くもできますよ。 追記 自分が使ってるアトマがこれ専用になってるんですが、なんとなく匂いを嗅いだらニコチンパッチと同じ匂いがしました。ニコチン入ってるよコレなんて自分の鼻や舌を過信して言い切ったりはしませんが、完全ノンニコ派は慎重になってもいいかもしれません。

セッティングと称して味見をしてるうちになくなってる系リキッドですね。俗に言う天使の分け前ってやつでしょうか。一言で言ってクソうまです。さすがWB、期待を裏切らない男。 ブラックバードほどフレーバーが行方不明になったりはしませんが桃以外の部分は一つにまとまった感じで一見ヨーグルトのような風味になっています。ピーチバニラヨーグルトって触れ込みで売ってても、納得はするでしょう。 このリキッドのちょっとすごいのは桃のわずかな渋みが感じられるところで、ただ甘くただ美味いだけではない頭一つ抜けた印象深い味になっています。 あえて文句をつけるとすれば桃だけが目立ち過ぎですね。全体の統一感を桃が邪魔してるように感じられるときがあります。スティープで解決するのかもしれませんがいかんせん天使が大食らいなものでスティープ完了まではリキッドがもたない気がします。

リーパーの中にある洗剤っぽさだけを抜き出したような香りです。温度を高めにして鼻からぶふーっと煙を吐くと顔を出すアレです。 まだまだスティープとセッティングに改善の余地が残されてるように思いますが、リーパーが気に入った人が次に求めるものではなさそうという気はします。 味は甘さ控えめというより味自体が控えめで香り重視。リーパーではあまり感じられなかった苦味がありタバコ感はこちらの方が強いかもしれません。このメーカーのタバコ味を吸おうって人がリーパーよりも先にこちらを試すということはあまりなさそうだと思ったのでリーパーに絡めての感想です。

木や葉っぱが発酵したような甘酸っぱい変な匂いのするリキッドです。 タバコって人それぞれの好みはあっても大抵変な味と匂いがするもんなのでそこはあまり問題ではありません。 むしろらしいとも言えます。 ただ、このリキッドで濃厚とか爆煙とかを目指すとと余程この手の味を吸い慣れた人でもない限りどぎついと思います。 そうしたキーワードに囚われず違和感なく吸える辺りを狙えば、案外こちらの気分に合わせてくれる良リキッドですよ。

イメージ通りのマスカット味です。このリキッドのすごさは、煙さえ出てればとりあえず及第点の味が出るってことだと思います。 このリキッドとは逆に、設定次第で味の激変するようなリキッドを自分なりのセッティングで味わうのはvapeの醍醐味だとは思いますが、特にこだわりがなければこのメーカーのフルーツ系でもう満足してもいいかも知れません。