金額が金額なので、期待はしていませんでしたが、それにしてもこれは…。 どう吸っても鉛筆の芯の味がします。最後の最後で僅かにピーチが香る。 安かろう悪かろうの見本。

こちらはまともにグレープの味がします。が、安いリキッドにありがちな味のペラさが付きまとう。国産品質だとしても、肝心の味がこれでは、海外の格安リキッドには対抗できないと思う。

自宅使いでは容量重視で26650を使い、外出時は軽さ重視で18650を使ってます。 26650MODは、とにかく大きく無骨過ぎる物が多いのですが、こちらは、上から見ると楕円になっていて、26650とは思えない外観。手に持つと、楕円がしっくりと手に収まります。SSまでの温度管理がつきますし、ネット上から簡単にファームウェアのアップデートも可能ですので、末永く付き合えるMODだと思います。

外装の塗装の質感が素晴らしいです。ヌメッとした触り心地にラメの入った厚目の塗装。これなら塗装が剥げる事もなさそう。温度管理（Ni・Ti）も有り、扱いやすいのですが、ただ唯一の不満が、バッテリーカバーがズレやすい・・・。カバーの下側には爪があるのですが、上には無いためガバガバと動く。磁石が強いので外れることはないのですが、使っていて気になります。付属のシリコンスリーブをはめてもそこは変わらず。性能的には十分ですが、使い心地まで配慮が欲しかった。

温度管理（Ni/Ti/SS/TCR）は当然として、頻繁なファームウェアのアップデートにより、未だに進化しています。見た目がちゃちかったり、VW時にリアルタイムの抵抗値を読んでくれなかったりと、細かな不満は有りますが、間違いなくコストパフォーマンスではNo.1のMODではないでしょうか。

最近流行の紅茶フレーバーですが､こちらはHoney Teaです｡Honeyの風味がかなり強く､紅茶キャンディー感が強く出てます｡このままよりは､酸味の強いフルーツ(レモンを足してレモンティー)などに混ぜるのがお気に入りです｡

確かにジャスミンティーですが､緑茶が混ざる事によって､抹茶の様な香りが強く感じられます｡Green Tea Latteからクリーミーさを無くしスッキリさせた味｡抹茶を味わうならこちらの方が好みです｡

抹茶味のリキッドはこれまでもいくつかありましたが､それらが足下にも及ばないくらいの抹茶で､再現度がかなり高く感じます｡そこへクリーミーなラテと甘みがブレンドされて､抹茶ラテの完成です｡ニコチン添加でさらに高みの美味しさへステップアップします｡

始めにバナナの香りがガツンッと来て、甘味・タバコ味が後を追いかけてきます。バナナは甘味の強いクセのない吸いやすい香り。タバコはキャベンディッシュと言うことで、ナッツ感の強い香りです。個人的には、このバナナだけのリキッドが欲しい、それだけバナナは美味しい。ナッツ系のタバコが苦手でないのなら、絶賛にオススメです。

コーヒー自体は甘味の強いキャンディー風味。それだけなら、あまり特徴のないリキッド、で終わってたんですが、そこへメンソールが加わります。はっきり言って、コーヒーにメンソールは合いません。メンソールがコーヒーの苦味・旨味をかき消し、コーヒーがメンソールの清涼感を無にします。 これは無いと思います。