まさにシンプルという言葉がピタリとはまるRDAです。 　 定番の３本ポールにエアフローホールが２ヶ所。 　 基本的にデュアルコイル前提のアトマです。 　 あまり0.5Ωを切る様な抵抗値での運用には向いていないとは思いますが、入門用には最適なドリッパーだと思います。 　 一つだけ注意が必要なのは、コンタクト調整が出来ないうえ、かろうじてプラスが出ている程度なので、メカニカルMOD(特にハイブリッド)で使用すると危険です。

温度管理を使用していないのでPOWER MODE(VW)でのレビューとなります。 　 コンパクトで非常にレスポンスが良く、ストレス無くVaping出来るMODだと思います。 　 電圧の強弱も体感しやすく、とても扱い易いセッティングであると言えます。 　 見た目もチープさが無く、ステンレスフレームが高級感を演出し、レーザー彫刻の狼モチーフのグラフィックが良いアクセントとなっています。 　 マイナスポイントは、バッテリーカバーがきちっと固定されず、少しカタカタ動く事です。 マグネットも蓋側に固定されておらず、マグネットの磁力で着いているだけです。 　 サイドのカバーは指紋が着きやすく、ステンレスフレームにはクリアー塗装が施され、意外と簡単に傷が着いてしまいます。 　 ファイヤーボタンは少しカタカタ言いますが、押し心地が良く、クリック感はしっかりした物です。 　 液晶の文字も大きく、電源のON・OFF時のロゴ演出も良い感じですが、電源を入れた際にロゴが表示されている間は通電されません。 　 自分では試していませんが、TiMODEでは出力が不安定になるとの噂を耳にします。 　 とまぁマイナス面も結構有りますが、日常的使用に関しては全く問題の無いMODだと思います。 　 基本カンタルワイヤーを使用する方や、バッテリー１本でコンパクトに使えるMODが欲しい方にはお薦め出来るMODです。

このRDAはシンプルな３ポールのRDAです。 　 少し古いタイプのRDAですが、結構美味しく吸えるRDAだと思います。 　 デッキは広くビルドは比較的簡単ですが、スリーブを小さなマイナスネジで固定する構造な為に、容易にエアフローの調節が出来無いのがマイナスポイントです。 　 完全にデュアルコイル前提のRDAで、エアフローの穴は片側を塞ぐ事が出来ません。 　 更にエアフローの穴は両側に２ヶ所に空いており、どちらかの穴を塞ぐ事が出来る様にはなっていますが、柱状の物で塞がれるので、若干は流入すると思われます。 　 ポールの穴は思いの外小さく、あまり太いワイヤーは使用出来無いと思った方が良いと思います。 　 最近人気のクラプトンワイヤーでは入らない可能性があります。 　 全体のディテールも個性的で、トップキャップの形状も独特な物です。 　 大きなトップキャップのお陰で、リキッドチャージは非常に楽です。 　 ドリップチップは510サイズで、アメリカのブランドにしては珍しく細長いフレーバー重視の物が着いています。 　 実際に使用した感想としては、ドローは軽めで笛の様な音が結構します。 　 コイルとエアフローホールの位置を少しずらす事で音は軽減されます。 　 味の出方はマイルドで、かなりコッテリした味のリキッドを使っても、くどさを軽減してくれます。 　 味が飛び易い訳では無く、広めのチャンバー内で、一度ミストが滞留してから出て来る様なイメージです。 　 ちなみにセットアップはカンタル26Gを8LAPデュアルで0.7Ω、デバイスパワーは30Wです。 　 この位のセットアップだとなかなかの爆煙ですが、フレーバーがかなり美味しく吸えると思います。

Derringer RDAによって一躍人気となったローハイトRDAですが、このMAKO SHORTYも人気の高いRDAです。 　 付属のドリップチップは510とワイドボアキャップの2種類。 　 外観はあまり大きな主張が無いのですが、コンパクトで嫌味の無いデザインは好感が持てます。 　 オーソドックスな３ポールのデッキはビルドがしやすく、ポジティブのポールが金メッキされた事により高い通電性を誇ります。 　 エアフローコントロールは無段階調節で、シングルコイル運用を考慮してか、片側のエアフローホールを全閉にする事も出来ます。 　 ポールのワイヤーホールは比較的大きく、かなり太目のワイヤーも使用出来ます。 　 味の出方は独特で、ダイレクトサイドフローによるストレートなフレービングは、ミックスフレーバーのリキッドの個々のフレーバーを際立たせる効果があります。 　 ローハイト化によりチャンバーが狭くなった事で、ミストの飽和度が高い為に味が濃く出ているのも特徴です。 　 いわゆる爆煙系ドリッパーな割りには、とてもフレーバーを堪能出来るRDAに仕立てられたモデルだと思います。 　 価格も比較的手頃で、手軽に手に入るRDAの中では個人的に一番お薦めなRDAです。

フレッシュなバナナフレーバーと、目が覚める様なメンソールが特徴的なリキッドです。 　 ほとんどのリキッドはバナナがデザートの様な風味になっていますが、このリキッドでは加工されてないフレッシュなバナナのフレーバーが楽しめます。 　 メンソールが苦手な方には向いて無いと思いますが、とても爽快感のあるフレッシュなリキッドです。

とても複雑なフレーバーです。 　 エスプレッソの苦味が先行して来るので、始めは掴み所の無い感じがするかも知れません。 　 スティープが進むにつれ甘味が増して来るリキッドなので、購入後は１週間程スティープさせた方が良いかも知れません。 　 ティラミスの様な風味は控え目で、大人の味わいです。 　 甘過ぎるのが苦手な方にはお薦めなリキッドです。

吸い始めからレモンの爽やかな風味が口に広がります。 　 吐き出すとクリームやケーキの甘味が程好く香り、再びレモンが覗きます。 　 甘さは控え目で、しつこく無いのでチェーンしやすいリキッドだと思います。 　 デザート系が好きな方には一度は吸って頂きたいリキッドです。

非常に複雑で変化に飛んだリキッドです。 　 コーヒーフレーバーが開封後から徐々に薄くなり、甘味とタバコフレーバーが前に出て来ます。 　 何処か洋酒っぽいフレーバーがありますが、早い段階で消えてしまいます。 　 濃厚で美味しいのは変わらないのですが、アトマイザーによって相当味の出方が変わるリキッドでもある為、正解を見付けるのが非常に難しいリキッドでもあります。

程好いミルク感とシリアルのフルーティーさがマッチした、とても吸いやすいフレーバーです。 　 ミルクのフレーバーが心地好く、しつこさが無いのでチェーンしても飽きの来ない、とても美味しいリキッドだと思います。

紅茶特有の芳醇さとミルク感とがうまくミックスされたフレーバーです。 　 吸い込んだ瞬間からハッキリ分かるフレーバーで、紅茶系で迷っている方にはお薦めしやすいリキッドです。