shirafu shirazu STOUT(シラフシラズ スタウト)の口コミ (62件中61~62件)
ブランデー感に煙感 |
(5 / 5)
ブランデー感に焚き火をした時のような煙の臭いが感じられました。バニラの香りはちょっぴり。
何の気なしに吸うとラムレーズンのような香りに感じたりもします。
開封して2週間経ちましたが灰の臭いたる煙感が少し柔らかくなったように感じます。個人的にはもっとスモーキーな方が好きなので、この辺は少し残念。
ガンクがゴリゴリ付いてきてタール臭が混じって来たときは割りと丁度良く感じるところもあり、コレも有りだなぁと・・・
たまにELKの白檀ぽいタバコの香りも感じたり、吸う環境、口内コンディションによっても色々と香りが変わるので飽きないです。
久々にはまったリキッドでした。
たらこBBQ | 2018/06/01 |
欠乏感からの無限スパイラル |
(5 / 5)
最初の一吸いでドライヒットさせてしまったかと思いましたよ。ジュースホールを閉じたままパフったかと慌てて確認したくらいです。
ベプログさんからではなく、先行発売されたショップさんからの購入です。BaksLiquidLabのファンなら有名な、あのブレンダーさんのツイートでこの新作の概要を知っていながらも、上記のように勘違いしてしまうほどの灰の薫り!
(もちろんドライヒットそのものとは違うのですが、それでも勘違いしてしまったのです。)
そしてその灰の酸味!馴染みのあるシラフシはその背後に隠れていました。
スティープが進むに連れて、まず灰の酸味が薄くなり、そして灰自体も主張を弱めていきました。するとバニカスの甘味が立ってきて、ナッツもちらほら顔を覗かせます。さらなる日数の経過でそれらがバランスよく渾然一体と化してゆきました。
これら風味要素の開栓からスティープ進行に伴うバランスの経緯はブレンダーさんのツイートでも解説されておりましたが、これをプランし、そして結果させるベイプリキッドの調合はひとつの表現行為、則ちアーティスティックな仕事なのだと理解させられました。
渾然一体化したスタウト味はニコとの相性もよく(ここにはタール感こそないものの、リアタバには確かに灰感はあったなと思い出しました)、美味しくてダラダラと吸ってしまうのですが、それでも何かが足らないと思い、手元にあるこちらも充分にスティープが進んだオリジナル・シラフシを吸うのです。
ああオレンジ。そしてより濃厚な酒感。
そしてまた何かが足らないとスタウトをチャージ。
ああ灰。
オリジナル・シラフシとスタウトとの無限スパイラルに嵌まったようです。
Niijimansky | 2018/06/01 |