【POD型Vape】myblu、Rainbow の比較
『気軽に吸える、気軽に始められる電子タバコ』として、POD型(オートスイッチ、オールインワン、PODタイプ)のVape(電子タバコ)が最近話題になっています。
この記事では、ベプログ / Rainbow、Fontem / mybluの比較レビューを書いていきます。
POD型Vape(オートスイッチ、オールインワン、PODタイプ)とは?
■吸うだけで煙が発生
ほとんどのVapeはスイッチ(ファイヤーボタン)を押して吸うことにより、煙が発生します。しかしこのPOD型Vapeは『吸う』ことにより、センサーが反応し、煙を出します。 基本的には本体にボタンはありません。吸うだけの超簡単なVapeです。
■小さくて軽い
多くのPOD型Vapeは細長く小型であり、『気軽に持ち運べる、吸うだけ』がコンセプトです。ポケットやカバンからサッと取り出せ、ストレスフリーでVapeが楽しめます。
■メンテナンスが一切不要
クリアロマイザーを使用するスターターキットの様に、アトマイザーを分解し、洗浄&コイルを交換するという作業がありません。カートリッジを交換するだけなので、手が汚れることも最小限に抑えられています。
※mybluはリキッドが空になったらカートリッジ交換。Rainbowはリキッドがなくなったら補充、味が悪くなったらカートリッジを交換。
■基本的に低価格
一部商品を除いて本体+カートリッジで5,000円以下で購入できます。 交換カートリッジも一つ500円以下が主流です。
インペリアル・タバコ・ジャパン / mybluの特徴
引用:Imperial Brands(https://www.blu.com/en/US/myblu)
■メーカー
イギリス / インペリアルブランズ
■価格
・本体
・USBケーブル
・メンソールフレーバーポッド(1個)
・リキッド入りポッドカートリッジ(1.5ml)×2個
■その他
<別売りカートリッジの味の種類>
・グリーンアップル ・タバコ味 ・マンゴーアプリコット ・アイスミント ・カフェラテ ・メンソール ・チェリークラッシュ ・タバコバニラ
ベプログ / Rainbowの特徴
■メーカー
日本 / 株式会社ドローム(ベプログ)
■価格
・本体
・USBケーブル
・カートリッジ×2
・ベプログリキッドタバコ(15ml)
・ベプログリキッドドライハードメンソール(15ml)
・空のポッドカートリッジ(1.8ml)×5個
myblu / Rainbow ●外観写真
mybluとRainbowの正面写真。ブラックを基調としたシックなイメージ。両機ともロゴが入ります。
mybluとRainbowの背面写真。どちらを表にしても吸えます。
気にならない程度ですが、mybluの方が少し長いです。mybluは丸みを持った形状、Rainbowは少し角張っっています。好みによりますが、mybluの方がスマートなイメージです。
myblu / Rainbow ●コストパフォーマンス
カートリッジ(PODカートリッジ)
mybluとRainbowの一番の違いは『カートリッジ』です。mybluは既にリキッドが入っていますが、Rainbowは空のカートリッジです。つまりRainbowは好みのリキッドを入れることができます。
逆に、mybluはリキッドを入れることができません。
カートリッジに注入されているリキッドのみを楽しむ事になります。
Rainbowはスターターに付属しているリキッド(タバコ(15ml)、ドライハードメンソール(15ml))を入れても良いし、自分好みのリキッドを入れることも可能です。
また交換用カートリッジにも価格差があります。サイズと価格の比較表を見てみましょう。
■カートリッジ比較表
myblu | Rainbow | |
PODタンク容量 | 1.5ml | 1.8ml |
PODタンク1個の価格 | 540円 | 300円 |
mybluはカートリッジ1個の価格が540円。Rainbowはカートリッジ1個が300円と、240円もの差があります。mybluにはリキッドが注入されていますが、この価格の差は大きいです。
▲世界中で日々リリースされているリキッド。せっかくなら様々なリキッドを楽しみたいですよね。
myblu / Rainbow ●吸い心地、味の出やすさ
mybluはスターターキットのカートリッジに注入されているメンソール、Rainbowはスターターキットに付属しているドライハードメンソールで比較したいと思います。
myblu / MENTHOLの吸い心地
万人受けのさっぱりした弱メンソール味です。吸った時に少し甘みを感じ、後味でやんわりとメンソールを感じます。喉にヒットするメンソール感はかなり弱いです。 またメンソールのスースー感の継続時間はとても短いです。ミントガムのようなイメージです。
Rainbow / ハードドライメンソールの吸い心地
吸った瞬間から甘味のないハードなメンソールを感じます。強いメンソールというと薬品系をイメージしますが、そのようなイメージは一切ありません。強いミントタブレットなイメージです。 吸い終わった後も、スースー感が継続します。
Rainbow / タバコの吸い心地
紙タバコの味ではありません。しかしVape用に調合された、甘味を感じる美味しいタバコフレーバーです。しかしメンソールは配合されていないので喉へのヒット感はありません。
myblu / Rainbowの煙量
▲Rainbowの煙量
煙量にそれほど違いはありません。Rainbowの方が若干多めに感じます。両方とも喫煙所に馴染む煙量ですので、人目を気にする事はありません。もちろんミストの香りもタバコのように強烈な匂いはありません。
myblu / Rainbowのドロー(吸った時の重さ)
紙タバコに近いドローです。クリアロマイザーのような軽いドローではないので、「電子タバコなのに重い!」と感じる方もいるかもしれません。
myblu / Rainbow ●サイズ、重さ
myblu / Rainbowの重さは、ほぼ同じです。どちも手に持っていて気にならない重さです。
長さはmybluの方が1cmほど長く、幅はRainbowの方が数mm大きいです。
▲各種サイズ比較写真。左より、Ploom TECH・IQOS・glo・Rainbow・myblu・mintia・紙タバコ
myblu、Rainbowが如何にコンパクトか分かります。myblu / Rainbowは加熱式タバコ、紙タバコユーザーのスペア機としても相性が良いサイズです。 Rainbowは様々なリキッドをチャージできるので、お菓子感覚で持ち歩くのもオススメです。またmyblu / Rainbow共にメンソールリキッドの使用はドライブの眠気覚まし、気分展開にもなります。
myblu / Rainbow ●LED点灯
myblu
ドロー(吸い込み)時、底部のLEDがブルーに点灯。LEDは底部のみ。
充電時はレッドに点灯(差し込み時はパープル、レッドに点滅)。
Rainbow
ドロー(吸い込み)時、フロント&バックLEDがレインボーに点灯。バッテリー残量はサイドの3連LEDでチェック。※実際はゆっくりとフェードします。
myblu / Rainbow ●比較表
myblu | Rainbow | |
価格 | 2,700円 | 2,980円 |
サイズ | 〇×〇×〇 | 100×20×10.5mm |
重さ | 〇〇g | 20.7g |
付属カートリッジ | 1 | 2 |
リキッド注入 | × | 〇 |
付属リキッド | 1.5ml(カートリッジに注入済) | 30ml(タバコ、ドライハードメンソール) |
タンク容量 | 1.5ml | 1.8ml |
充電方法 | 付属USBケーブル | 付属USBケーブル |
バッテリー容量 | 350mAh | 400mAh |
価格はmybluの方が若干安めです。そしてmybluはカートリッジにリキッドが注入済なので、開封してカートリッジを差し込み、すぐに吸うことができます。Rainbowはカートリッジにリキッドを自分で注入しなければいけません。しかしスペック的にはRainbowが圧勝です。
どちらも比較的安価なので、両方試してみるのも良いかもしれません。
myblu / Rainbow ●マイナスポイント
mybluのマイナスポイント
カートリッジの抜き差し時のリキッドの滲み漏れ量が多いです。カートリッジの抜き差しは多くないので、それほど大きな問題点ではありませんが…気になります。
Rainbowのマイナスポイント
突然リキッドが切れるとコンビニなどで売っていないので、すぐにリキッドが欲しい時に困ります。またVapeにハマるとリキッドをたくさん買ってしまうのもマイナスポイントかもしれません…。またシンプルなLEDが良いという人にはレインボーカラーが目障りかもしれません。
myblu / Rainbow ●プラスポイント
mybluのプラスポイント
・コンビニ(一部店舗のみ)で購入が可能。・カートリッジにリキッドが注入されているので、すぐに吸うことが可能。
・メーカーの味だけを楽しみたい
Rainbowのプラスポイント
・スターターセットに合計30mlのリキッド(2種類のフレーバー)が付属・空のカートリッジなので、自分の好きなリキッドが吸える。
・煙だけでなく、味もしっかりと出る。
myblu / Rainbow ●まとめ
myblu / Rainbow、両機とも信じられないほど簡単にVapeが楽しめる素晴らしいデバイスです。使い捨て電子タバコの様な価格帯ですが、PODカートリッジを交換することで、本体バッテリーの寿命まで使用することができます。
しかし、正直mybluはvape経験者にはオススメは出来ません。メーカーのチャージしたリキッド(もちろんニコチンは含まれていません)しか楽しめないのはVapeの楽しさを半減以下にしています。
メリットはコンビニでも取り扱い(一部店舗)があり、最も手軽に購入できる事です。入門機としてmybluを購入し、Vapeの楽しさにハマると他のデバイスを購入する可能性が大です。少しでもvapeに興味がある方は最初からRainbowをオススメします。
また、myblu / Rainbow共に加熱式タバコユーザーにオススメです。ヒートスティック、ネオスティック、たばこカプセルの節約にもなります。『ちょっと吸いたいときはvape』という選択肢は今後流行るかもしれません。
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