背の低いキュートな見た目とは裏腹に、なかなかシビアなコイルビルドとコットンワークを要求されます。 特にコットンは、リキッドの粘度に合わせてボリュームを調整しないと簡単にイガるし漏れるし……。 狙ったセッティングを決められるようになってくるとビルドの楽しさを堪能できますし、腕前も確実に上がっていると思います。 しかしコットンがバッチリ決まっても、今度は味が薄い……。 接続部が心配になるくらいガッツリボトムエアフローなのになんでー？ 私は技術が足りず、まだ納得できるだけの味を出せていません。(温度管理で使えば印象はまた変わると思いますが) ちなみに煙量は構造の割に出せますので、ショートタンクで爆煙したいんじゃーという方には良いと思います。 ただし、オススメできない点がひとつ……私はリキッド漏れでメインのMODを1台殺されましたので、お使いになる方はお気をつけて……。

流行の移り変わりが激しいこの世界においてロングセラーの製品です。 その理由はズバリ「代替が存在しない」ことにあると思います。 個性的なレトロ感漂うルックス、タイトなドロー。 そして今のトレンドから比べると高抵抗なコイルですが、しっかりと味を出してくれており、またメンソールやニコチンの刺激を和らげその裏にある旨みを引き出してくれます。 私はRBAや温度管理など一通り経験して初めて、このアトマイザーの魅力を理解できました。 購入した当時からすると嬉しい誤算ですが、今では共通コイルのTriton Mini用クラプトンや社外品も含む温度管理コイルなど選択肢も増えてますます楽しめるようになり、安心して使い続けることができるようになりました。

試しに買ったeGo CE4のアトマイザーが不調で、代わりを買うくらいならいっそ本体もアトマイザーも買い換えるか！と決意してアレコレ調べた結果たどり着いたNautilus Mini。 そして右も左も分からない初心者だった私はその味わいの違いに衝撃を受け……本格的にVapeを趣味のひとつに数えるようになりました。 もともと喫煙者なので、いわゆるたばこ吸いに適したドローの重さも丁度よく(後にNautilusも購入しましたがMiniのほうがドローは重いです)評判の良かった味の出方も文句の付けようがありませんでした。 最近のスターターは付属のクリアロも高品質な物が多く、味や煙量、耐久性、コイルの入手性なども優秀な物ばかりですが、たばこに近い吸い心地を求めている方で、もしスカスカなドローや多すぎる煙量が気になるのであれば、Nautilus系のクリアロは一度試してみるべきだと思います。

機材レビューキャンペーンで頂きました。 ありがとうございます。 ちょっと衝撃的だった第一印象の感想をメモ代わりに。 どこかで味わったことがあるような……ずっと古い記憶が刺激される……。 これはもしや！ねるねるねるね!?

禁煙を考えていた知人にプレゼントしました。 その方はピアニッシモ・ペシェを吸っていたので、近いフレーバーで助けになるかな、と思いきや……味が近すぎてたばこが恋しくなるからあまり吸えなかったとのこと。残念。 さて肝心のレビューですが、すっきり爽やかで飽きが来ないです。 ピーチは果実っぽさよりも、ピーチリキュールのイメージに近いと思います。 キウイは主張がほぼないので言われても気付かないレベルですが、後味のすっきり感を演出しているように思います。 低抵抗だとピーチが飛ぶので、1Ω前後で吸うのが良さそうです。 メンソールの強さはそこそこですが、バランスが良くクセがないのでさっぱりピーチをお探しならメンソール苦手な方でも試す価値ありですよ。

キャラメルソースを絡めたベイクドアップルは豊かな香りで芳醇な旨みを伝えてきます。 甘さを控えたクリームを添えた香ばしいパイ生地の存在も確かに感じられます。 全体の印象としては上質な洋酒のような濃厚さがあり、ミストを味わうごとにしっかりとした満足感が得られます。 高級な菓子には疎いですが、工夫を凝らした美味しいアップルパイを頂いている感覚です。 私の現在のブームであるアップルパイ味のリキッドを求める旅は始まったばかりですが、この味わいを最高水準のひとつに置きたいと思います。

リキッドの香りはストロベリーアイスクリーム。 吸ってみると、意外とあっさりしたいちごクリームでした。 初めに感じるのはややお菓子っぽいいちご味。 その後に香ばしさのあるバニラカスタードがやってきます。 香ばしいのは隠し味的なブラウンシュガーかな？ これまで試してきたいちごミルク系は濃い目のものが多かったですが、常用するならこれくらいあっさり目のほうが飽きが来なくていいですね。 フレーバー自体はいちごをブラウンシュガーが引き立てていて、クリーム感も上品で美味しいです。 サブΩ推奨らしいですが、ニコチン6mgでもスロートヒットが強くてムセましたのでチビチビやるのが良さそうです。

フタを開けた瞬間から香るバーボン。 これアルコール入ってるだろ、と誰もが感じると思います。 実際吸ってみても味わいはほぼ完全にバーボンです。 甘味、苦味などで微かにココナッツや他の香りも感じますが、強烈なバーボンの香りはそれらをいとも容易く吹き飛ばしていきます。 洋酒は好きでよく飲みますが、この味は10年以上寝かせたバーボンをストレートで頂いているような味わいなので、吸っているうちに酔っ払う気がしてきます。 酒好きな方にはオススメですが苦手な方は絶対ダメです。 ニコチン6mgでも同社のアフロディーテよりは喉への刺激が少ないですが、酒っぽさが強すぎてガンガン吸える感じではないですね。 スティープで味が変わりそうな印象なのでしばらく寝かせてみます。

初めにガツンとカラメルの甘さと香ばしさが来ます。 煙を吐いている時にはまた違った甘みと渋みが顔を出しました。 この甘み、そして渋みは昔からあるアメリカンブレンドたばこに火をつける前の葉っぱの香りによく似ています。 コクがあるのに変なクセも臭みもなく、とてもバランスが良くてまったく飽きません。 価格の高さと入手性がネックですが、完成度は高いのでオススメです。

蜂蜜の甘み、バーボンの辛み、たばこの渋み、これらすべてに濃厚なコクが感じられます。 しかしどれも主張しすぎることはなくお互いに旨みを引き出しあった結果、奇跡のようなバランスで独特の豊かな芳香を作り上げています。 これはVapeでしか味わえない美味しさだと思います。 久しぶりに感動させられるリキッドに出会いました。