時代は変わる

使用環境：カンタル26ゲージ 0.8Ω

購入から1年半経ち、なんだかんだで埃をかぶっていたので再度ビルドしてリレビューします。購入当時から手持ちも大きく変化してるので。（以下は個人的主観による感想です）

結論から申し上げると、やはり美味しい。しかしながら一昔前のアトマイザーである感じは否めません。細かな部分で物足りなさを覚えます。

例えばnectar特有のタンク部分。ジュース充填時に空気を抜くプレッシャーホールが無いためタンクを満たす前に溢れてしまいます。リビルド時なら良いのですが、出先でサッとチャージしたい時などはかなり不便。最近のアトマイザーは廉価モデルでも対策がなされているものが多く、使っていて不便を感じます。また完全分解できないため洗浄しにくく、匂いの強いリキッドを多用するこれからの時期には使いにくさが予想されます。

例えばチャンバー内の形状。HUSSARなどのように激狭な訳でもなく、Soul Sなどのようにドーム状になっているわけでもなく、微妙な広さの空間になっています。角張っているデザインも相まって結露しやすい。一般的なRDAであればコットンを敷きつめてデッキがビチャビチャになるのを防げますが、nectarの場合はコットンはタンクの方に垂らしてあるのでそれができません。結果的にOリング付近にリキッドが溜まり、キャップを付け外しした際に滲み易くなってしまいます。


などとマイナスポイントばかり書き連ねてしまいましたが、やはり定番と言われ一時代を築いたアトマイザーだけあり、フレーバーの乗りとミストの質は文句なしだと思います。