・18650一本で動くお手軽さ ・75Wというそこそこの高出力が担保できるため大半のアトマイザーを問題なく使用可能 ・温度管理を使うにもTCR設定が可能で理論上ほとんどのプリメイドコイルやワイヤーを使える ・そこらへんが分からないうちは(Cubisアトマイザーを使う必要はありますが)難しい設定を一切しなくていい簡単モードを搭載 ・多数のカラーバリエーションがあり、なおかつそのほぼ全てが国内のショップで探し出せる ・ファームウェアアップデートが繰り返され、発売からかなり経つ2016/11現在でも低価格品としては一線級の性能を保持し続けている ・これだけの利点を持ちながらMOD単品なら国内で4000円台から購入可能(2016/11現在) ‥‥という、温度管理時代における「最初から最後までこれ一台でイケる」低価格帯MODの筆頭です。 温度管理の出力の波が激しい事と高抵抗で巻き過ぎるとTCモードとして機能しなくなる欠点こそありますが、TCモード時の最大出力をコイルの材質にあわせて抑える事とコイルごとの最適な抵抗値を見極めてビルドすればこの欠点を表に出さず快適なVapingを楽しめます。 （自分の好んで使うSS304(ステンレス)の場合、0.6～0.8Ωを目安にビルドし最大出力を25W前後に抑えておけばミストが一気に来ることもがくんと落ちることもなく快適に吸えます） 何かに特化しているわけではありませんが、これ一台で何でも出来ます。迷ってかつBOXに抵抗がないならまずこれをオススメしておきます。

吸った瞬間キウイ。後味に微かにクセのある酸味が残る所も感じる。ヨーグルトはどちらかというと飲むヨーグルトやヤクルト寄りの味で、主張としてはあくまでおまけでキウイの味を整える程度に入っているような印象。 味そのものは特別濃いわけでは断じて無く、良い意味で口の中に残らない。好みさえ合えば飽きずにチェーン出来る。 各個の味の再現性のみを求めると「これじゃない」になるが、一つの料理と思って吸うとかなりの旨さ。リピしてもいいかなと思ってます。

小さい、カッコいい、そのくせ安い。ゴブミニを語る利点はこれに尽きます。 RDAに毛の生えた程度のサイズに収まっていながら3mlというそこそこの容量を確保し、デュアルデッキでミストも濃く出る。シルバーとガラスメインのデザインはどんなMODに載せてもカッコよくまとまる。それでいて国内でも5000円前後で安定して購入可能。ここまで書くと魅力的ですが、初心者には断じてオススメしません。 まず小さいスペースにデュアルデッキを収めているため非常にビルドしづらい。コイルは油断すればすぐ壁に当たりショートするし、コットンも少しでも少なければダダ漏れし多ければ供給不足でイガる、いわゆる「美味しく決まるビルド」の幅が非常に狭いアトマの印象があります。 そしてコイルの真下にエアホールが空いた構造のため、漏れたり結露したリキッドはMODの電極を直撃します。自分はこれでMOD一台駄目にしました。 さらにリキッドは底のマイナスネジを空けてそこから補給する構造である上バラすとリキッドを保持できないので、出先での補給もビルドの手直しも手軽には出来ません。 確かに小さいです、カッコいいです。だがこいつは少しでも適当に扱うと手酷くユーザーを裏切ります。特性をよく理解し、乗りこなせると思ったら初めてポチるくらいでも遅くはありませんよ。

innokinが誇る、構造のすべてが漏れない事に特化したクリアロと呼ぶべき代物です。 上側からエアーを取り込む独特のエアフローのおかげでチェーンしても熱くなりづらい上、通常運用している限り漏れることがまずありません。 トップフィルも開けると同時にジュースホールが自動的に閉まる構造になっており、注いでいる最中に漏れる可能性をゼロに近くしています。 それでいてコイルは今までのiSubシリーズと共通なので、コスパも味の出も良く幅広い種類から選ぶことが出来ます。 欠点は容量が3mlほどしか無い事と、窓が小さい上に構造上曇りやすくリキッドの残量を見づらい事、本体（＝タンク部）の分解洗浄が出来ない事です。買う際はこれらの欠点を「漏れない」という最大の利点と天秤にかけると良いかと思われます。

ペンタイプ前提の構造故に接続部から吸気する仕様（＝MODやバッテリーとの接続部がほぼ濡れっぱなし）である事を除けば味も出るし金属で覆われたガラスタンクだからメンソもいける上に強いし価格も安いしでかなり優秀です。 外で爆煙ふかしたりかさばるMODを使うのには抵抗がある、或いは高抵抗で十分という人には今なお選択肢の一つとしてオススメできます。コイルの入手性に一時難がありましたが、同一規格のK2が発売されたのでじきに解消されるでしょう。 (K2の方が構造的にピンが濡れず優秀というのはさておき) ‥‥あとは個人的に、これに付いてるドリチがオススメです。咥え易さに定評のあるNautilusのドリチと同じ形状で材質が樹脂にした上で中に詰め物してテーパーかけてるので、チェーンしても熱くないし味もよく出ます。ドリチ買うついでにアトマが付いてくる、という買い方をしても多分失敗はしません（笑）

トニックウォーターの酸味苦味の再現性が高く、甘すぎずさっぱりと吸える良リキッドです。 ‥‥が、高出力で焚くと味、特にトニック感が飛びやすい気がします。 自分は普段↑の環境で吸っていますが最初味をボケ気味に感じ、 もしやと思い出力を落としエアフローもドリチも手持ちの限界まで細くしたところ 見違えるように味が立ち上がってきました。 恐らくこれは高抵抗・低出力・重ドローのスターターキットでこそ本気を出す味です。 これからVAPEを始める人でかつお酒好きなら手放しでオススメ出来るリキッドです。 【追記】 あくまで自分個人の吸い方ではありますが‥‥ VGで適度に薄めて飽和メンソールを少しだけ添加すると爆煙向けに。 メンソの冷感と味がトニック感を下支えしてくれて、多少薄めになりながらも味の角だけが良い意味で立ってくれます。

十円かそこらで買える駄菓子屋のコーラ味のお菓子、あの味です。微かな清涼感で炭酸飲んでる感を再現していますが、それでもコーラそのものにはまず及びません。 逆に言えば始めからコーラ味の駄菓子だと思って吸うと凄まじい再現度と言えます。 なお、カミカゼの常として低出力高抵抗のスターターキット向けの調香がされており、高出力で焚くとメンソ感にコーラ味が負けてしまいます。↑の環境だと10W前後まで出力を絞り、エアフローもかなり重くし、テーパーのきついドリチを使ってようやっと、コーラ味と清涼感がいいバランスで出てきました。 子供時代を懐かしみながら一服なんてのも乙なもんです。

それほど自己主張せず優しい、かつ良い意味でケミカル感に溢れた甘味と酸味と清涼感。気の抜けたラムネ、というか、駄菓子屋にある体に悪そうな水色のあのラムネの味がします。あれが好きならイケますし、だめならオススメできない代物です。 テーパーきつめのドリチで舌にミストをぶつけるように吸い、甘味を存分に楽しむのが個人的にはオススメです。

癖も雑味もなく素直で吸いやすいリキッドです。 ウルトラメンソールと銘打っていますがそこまで辛さはキツくなく微かな甘味もある、王道ミント味という感じです。 メンソールそのものが駄目でなければ同社のリキッドの中では万人にオススメ出来る一品です。

開封時の香りは駄菓子なんかにありがちな人工香料的なバナナなんですが‥‥。 吸ってみるとバナナ香料の青臭さだけを強調したような香りが抜けていき、舌には微かに痺れるようなケミ感が残ります。 騙されたと思って吸うと見事に騙されます。これは美味しく吸える気がしません。