Joyetech

eVic-VTC Mini(イーヴィック ブイティーシー ミニ)

  • サブΩ対応
  • テクニカル
  • 高機能
4.7 out of 5 stars (4.7 / 5)

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eVic-VTC Mini(イーヴィック ブイティーシー ミニ)の口コミ

mk151216
2016-04-25 21:00:02
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ファームウェアのVerUpしましょう!!

4 out of 5 stars (4 / 5)

使用環境:RDA/RTAでTi・SS温度管理運用

当時、本機と比較対象は「KOOPOR MINI」/「Cloupor MINI Plus」でした。早い時期からUSB経由でのファームウェアのアップデート対応が謳われていたので「eVic VTC Mini」を選択。国内店で取り扱いされるや否や迷わず購入しました。

使い始めた頃、温度管理機能は”イマイチ”でした。
暖かい地域の方はあまり気にならなかったかも知れませんが、当方の地域は冬場、放射冷却現象で-10℃を下回ることもしばしば(今年は暖冬)、MOD温度管理機能でコイル抵抗値をロックしていても気温が下がると抵抗値が低い方向にドンドン更新されていってしまうという症状に悩まされていました。
この症状が起こると、コイル温度が上がらずミストもちびっとしか発生しなくなります。チタン・コイルで運用することが多いのですが、この症状が発生するとビルド「0.3Ω Locked」状態が「0.27Ω Locked」状態に「-30mΩ」更新されてしまったりします。単純計算で約-30℃、コイル温度が低く制限された状態となります。ただ私の使用感ではそれ以上にコイル温度が低く抑えられているように感じました。おそらくソフト処理に不具合も存在していたのではないかと想像していますが確証はありません。波形観測で確認すれば分かるのでしょうが今の時点では未確認です。

...と、不安要素を述べてしまいましたが、これら症状は「Firmware Ver2.0」までです。※私の記憶が正しければw
「Firmware Ver3.0」以降は気温の変化でロック抵抗値が更新されることも無く、温度管理の使用感は非常に良好です。
改善点を敢えて上げるなら、ロック抵抗値を「±0.05Ω」程の範囲で調整・修正できるとよいかなと思います。

本機に限らず温度管理機能を持つMODには良し悪し含め特徴があるでしょう。人が持つ”慣れ”という機能は非常に優秀で、明らかな不具合が無い限り何日か使っていれば慣れてそのMODが持つクセまでもが特長に変わることもあるかも知れませんね。無いかもしれませんがw
さまざまなリキッドの旨く吸えるセッティングが見つかると楽しいです。

備忘録もかねて、マニュアル記載・未記載のシステム操作コマンドを幾つか以下にまとめておきます。

◆ 操作条件:電源OFF状態
1.Fire PB -> 20回押下 -> Firmwareバージョン情報の表示
2.Fire PB -> 10回押下 -> MOD内蔵センサー測定の温度表示
3.Left PB + Right PB -> 5秒以上押下 -> Display表示を上下逆転
4.Fire PB + Right PB -> 5秒以上押下 -> 抵抗温度係数(TCR)値の編集
5.Fire PB + Left PB -> 5秒以上押下 -> 現在のバッテリ電圧の表示

◆ 操作条件:電源ON状態
1.Left PB + Right PB -> 5秒以上押下 -> Key LockのON/OFF切り替え
2.Fire PB + Right PB -> 5秒以上押下 -> Logo表示のON/OFF切り替え
3.Fire PB + Left PB -> 5秒以上押下 -> Stealth ModeのON/OFF切り替え

最後に、温度管理機能が”イマイチ”だなと感じている方はファームウェアVerを確認して、もし「Ver2.0」以前なら「Ver3.0」以降にバージョンアップすると改善できるかもしれません。
※内容に勘違いや表記ミス等ありましたらご容赦ください。

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