電子タバコ(VAPE)の構造(各種パーツ紹介)

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製品情報

電子タバコ(VAPE)は数多くの製品がリリースされており、様々なタイプがあります。
しかも、電子タバコ(VAPE)は専門用語が飛び交っていて、「何のこと?」と疑問を持たれる方は多いと思います。
時には専門用語が必要ではあると思いますが、一番重要なのは電子タバコ(VAPE)を安全に楽しむ為に必要な情報を知るということです。

そこで、今回は代表的なテクニカルMOD(BOX型MODとペン型MOD)を例に各種パーツ・用語の説明を記事にしてみたいと思います。
基本的なパーツの説明となっておりますので、電子タバコ(VAPE)に興味がある方は参考にしていただければ幸いです。

では、早速ですが進めていきたいと思います。

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MOD(モッド)とは?

聞きなれない言葉ですが、MODとは「変更・修正」という意味を持つ英語:modification/読み:モディフィケイションの頭文字3つの略称で、電子タバコ(VAPE)ではバッテリーユニットの事をMODと言います。

水蒸気を発生させるために必要な電力を流す部分であり、電子タバコ(VAPE)の心臓部となります。
一般的なもの(テクニカルMOD)には制御基板も搭載されており、手軽に操作できるものや電圧出力・温度調節によりミストの量を調整することが可能な製品もあります。

MODは大きく分類すると2つの種類に分かれます。

【テクニカルMOD】⇒初心者にオススメ

電子制御機能により簡単な設定で操作で使用することが出来ます。
多くの製品が安全回路を装備しているので、ショートなどのトラブルも抑止し安全性が高いものが多いです。

【メカニカルMOD】⇒中級者・上級者(知識がないと危険)

電子制御機能や安全回路が存在せず、使用者が誤った使い方をすると爆発などの重大事故につながってしまう恐れがある為、初心者が扱うには危険なMODです。
知識・経験が身についてから使用するようにして下さい。

アトマイザーとは?

アトマイザーとは噴霧装置のことで、一般的には香水を振りかけたりするのに用いられる霧吹きがメジャーです。
リキッドを熱することで水蒸気を発生させる装置の総称です。
水蒸気の味・質・量に大きく影響するパーツで初心者から上級者まで楽しめるよう様々な種類がリリースされています。

種類については大きく分けて2つに分類されます。

【クリアロマイザー】⇒コイル交換式

既製品のコイルを交換するタイプで、タンク内にリキッドを保持することが出来るもので、初心者から利用できる製品が多いのが特徴です。

【リビルダブルアトマイザー】⇒手巻き式=RBA

特徴はコイルを自作で巻くタイプで、用途に合わせて製品(RDA・RTAなど)を選ぶことが出来ます。一定の知識が必要な為、上級者向きの製品です。

これから電子タバコ(VAPE)を始める方には、クリアロマイザーがおすすめです。

ドリップチップとは?

ドリップチップとは電子タバコ(VAPE)の吸い口部分(マウスピース)のことで、形状・大きさ・素材など様々な製品がリリースされています。製品によって吸い心地が変わってくることから、簡単にカスタマイズできるパーツでもあります。

ドリップチップとアトマイザーを接続する部分の規格は3タイプが主流になっています。

・510規格⇒一般的なサイズで多くのアトマイザーに起用されています。
・810規格⇒510規格よりも一回り大きく内径が太い分、大量の空気を供給することでミストを多く出せる。
・その他 ⇒アトマイザー専用の規格であり、510規格や810規格に変更できない。

トップパーツ(キャップ)とは?

アトマイザー上部のキャップ部分の事で、コイル・タンク等をボトムパーツと挟み込む蓋の役割をしているものがほとんどです。現在の主流としては、トップパーツを取り外したり、スライドさせることでリキッドの補充できるものが多く、この事を『トップフィル方式』と言います。

タンクとは?

クリアロマイザーの特徴でもある『残量を見やすくする透明なタンク』で、リキッドを溜めておけるようにするパーツです。素材は主にガラス製のものと樹脂製のものがあります。どちらにもメリット・デメリットがあり、用途によっては注意が必要です。

ガラス製の場合は、耐熱ガラスやパイレックスガラスが主流で腐食に強く、どんなリキッドでも安心して使うことが出来ます。
ガラス製のデメリットとしては特性上、衝撃に弱く樹脂製にに比べ割れやすい点です。
その反面で樹脂製の場合は、衝撃には強い傾向にありますが、プラスチック分類のPS(ポリスチレン)のタンクの場合、ハッカ系や柑橘系のリキッドに含まれる成分がポリスチレンを融解させる性質がある為、
タンクが腐食し破損してしまう恐れがあります。

柑橘系やハッカ成分を含むリキッドが好みの方は、ガラス製品のタンク(アトマイザー)を選ぶことをおすすめします。

コイルとは?

水蒸気を発生させる為に必要な電熱線のことをいい、抵抗値によって水蒸気の量などが変化する消耗品になります。螺旋状に巻かれたコイルが、リキッドを浸み込んだコットンに熱を加えることで、水蒸気を発生させます。

大体のクリアロマイザーは既製品コイルを使用しており、交換するだけで簡単に利用することが出来ます。
使い続けているとリキッドの色が変わってきたり、味が不味くなったりする為、定期的な交換が必要です。
価格は1個200円~800円前後で、使用状況にもよりますが2週間~1ヵ月ぐらいを目安に交換することをおすすめします。
既製コイルについては各アトマイザーで専用設計されたものを使用しており、購入の際は確認が必要です。
又、一部製品では互換性があるものも存在しています。

【コイルの表記について】

  • ほとんどの既製コイルは左記の画像の通り、「〇〇Ω(オーム数)」「〇〇W(ワット数)」の表記があります。Ω数については、そのコイルの抵抗値を表しており、抵抗値が低くなるにつれ発生するミスト量が多くなります。高抵抗値になるとミスト量は少なくなる傾向があります。W数については、メーカーが「このぐらいで吸ってみてください」と推奨するワット数になっており、一つの目安的な役割を果たしています。左記の表記では「5~15Wで」ということです。上限値については15Wとなっており、これ以上のワット数で使用するとコイルに与えるダメージやMODにかかる負荷が大きくなってしまい危険を及ぼす可能性があるので、推奨できません。下限値については5Wの表記となっていますが、それ以下で使用しても問題ありません。

    使ってみたいアトマイザーがある場合は、推奨W・Ω数がMOD出力数に対応しているか確認して下さい。

    【初めての方が良くやってしまう失敗例】

    リキッドを注入してからすぐに使用してしまい、コイルを焦がしてしまう事です。この事をドライヒットと言い、コイルをダメにしてしまうと共に喉に強烈な刺激を与えてしまいます。
    失敗しない為には電子タバコ(VAPE)購入時(初めて使う場合)とコイル交換時は、アトマイザーにリキッドを入れてから、コイル内のコットンに浸み込むまで最低でも15分位待つことと、リキッドの残量不足にならないように気を付けて下さい。
    また、製品によっては時間が経ってもなかなかリキッドが浸透しないものもある為、空吸いする事をおすすめします。
    空吸いをしてほんのりリキッドの味がしたら使用可能です。

    ベースパーツとは?

    アトマイザーの最下部の台座部分にあたり、通電させるためにMODと接続するパーツです。一般的なMODとの接続は510規格であり、使う人の好みに合ったアトマイザーを使うことが出来ます。

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